人気俳優を多数輩出している美男子コンテスト『第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の最終選考会が23日、都内で行われ、応募総数1万5132人の中から宮城県出身の上遠野太洸（かとおの・たいこう）さん（18）がグランプリを受賞した。上遠野さんは「すごくびっくりしてます。支えてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました」と目に涙をため、「母さん、ありがとう！」と会場にいる母親に感謝を伝えた。

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　芸能事務所に所属していない13歳から22歳の男子を対象に“フレッシュな原石”を選出する同コンテスト。読者投票によって選ばれた10名と敗者復活から勝ち上がった2名を加えた上位12名によって、最終選考会が行われた。

　上遠野さんは1次審査のパフォーマンスで、ロックバンド・flumpoolの「君に届け」を爽やかに歌唱。続く演技審査では、審査員の女装家ミッツ・マングローブを相手に『クリスマスの告白』を熱演。「俺は、ミッツのこと大好き」と、自分が着用していたネックレスをミッツの首にまわし「今日からミッツは、俺の彼女ね」と囁き、ミッツをメロメロにした。

　審査委員長の同誌・石田由美編集長は、上遠野さんを「お見事としか言いようのない男子。ストーリーが背景に見えるような男の子」と高く評価。「ポテンシャルが高いのですぐに活躍してくれるのでは」と期待を寄せた。

　この日はお笑いコンビのピースが司会を務め、審査員をミッツのほかに俳優の沢村一樹、人気モデルの益若つばさが担当。特別ゲストとして、歴代グランプリ・ファイナリストの小池徹平、山本裕典、溝端淳平、三浦翔平、市川知宏、渡部秀、菅田将暉が応援に駆けつけた。
その他の受賞者（敬称略）
【準グランプリ賞】黒羽麻璃央（くろば・まりお、17）
【フォトジェニック賞】飯田のえる（16）
【審査員特別賞】山崎大輝（15）、田之上賢志（たのうえ・さとし、16）
【協賛者特別賞】河野聡太（18）、戸塚純貴（18）、黒羽麻璃央（17）

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