『現在『ザ・ゴールデンアワー』(TOKYO MX、月〜金午後9時〜放送)の火曜、水曜に出演する小泉恵未アナ。政治、経済から芸能まで、さまざまなニュースを外国人パネリストたちと討論するこの番組で、彼女が心がけていることは?「『ザ・ゴールデンアワー』は、その日のニュースを伝えて、それを外国人がどう感じるのか、外国だったらどう評価、処罰を受けるのか、そこから見えてくるものを紹介していく番組です。私の仕事は、ニュースを伝えて解説すること。パネリストが日本について勘違いしていることがあれば、それに対して、『日本ではそれを食べる地域もありますよ』『日本でそれは違法です』など、タイミングを見計らって注釈を入れることもあります。生放送なので、その場できちんと補足できるよう、話は注意深く聞くように心がけています」
以前、朝の生放送の番組を担当している時は、自分が中心になってしゃべるという役割だったのが、「今は一歩引いて聞き手になる役割。こちらの方がすごく難しい!」と話す。「会話のリズムを崩してはいけないし、でも間違っていることは訂正しなきゃいけない。伝えることだけがアナウンサーの仕事ではなく、人の話を聞くこともアナウンサーなんだということを実感しています」
現在は、土日のニュースや平日のニュース内でのリポートも担当。「ニュースでは、視聴者は老若男女、さまざまな立場であることを忘れないようにしています。一つのニュースに対するそれぞれのとらえ方がありますよね。たとえば天気予報で『雨が降る』と言っても、「雨を嫌う人」と「恵みの雨ととらえる人」がいる。そういうことに配慮しながら読むと、一つひとつの項目ごとに読み方が変わってくるものだと思います」
リポートの際には、自らカメラを持って現場に行くこともあるという小泉アナ。自分で取材したニュースは、原稿を書いて、ナレーションを入れ、映像の編集にまで立ち会う。これは他局のアナとは違う、MXアナならではの特色だ。リポートでは「なるべく、その場の空気感を出していきたいと思っています」と話す。「画面では伝わらない、温度や匂いなどを伝えるように心がけています。自分のいる場所が、半袖では寒いとか、ごま油の香りが食欲をそそるとか……」
このほか、アナウンサー志望者に向けたメッセージや、ニュースのリポートの現場でのエピソードなども語った小泉アナ。当インタビューは、発売中のオーディション雑誌「月刊デ☆ビュー11月号」(オリコン・エンタテインメント刊)に掲載中だ。
■小泉恵未プロフィール1980年11月12日生まれ、東京都出身。03年、聖心女子大学文学部卒業後、同社入社。現在、『ゴールデンアワー』(午後9時〜、小泉さんは火曜、水曜に出演)、『東京MXニュース』などに出演。
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2010/10/12