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　芸能生活36年の俳優・勝野洋（61）の還暦を祝う会が18日、都内で行われ、イベント前に勝野、妻のキャシー中島、次女の勝野雅奈恵が報道陣のインタビューに応じた。友人らが開いてくれた“還暦”祝いに、勝野は「“感激”ですね」とダジャレを交えてご機嫌の様子。結婚生活32年目に入るところで、未だ「変わらず思いを持ち続けている」（キャシー）と円満な2人は、勝野が“横道”に入りそうになった経験を問われると「役者ですから色んな人と会うし興味はあるけど、一番興味があるのは君だよ」とキャシーを見つめるなどラブラブぶりを見せつけた。

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　昨年7月に肺がんのため亡くなった長女でモデル兼ジュエリーデザイナーの七奈美さん（享年29）の一周忌が過ぎ、堀内孝雄、八代亜紀、竜雷太、渡哲也らが発起人となり改めて行われた還暦を祝う会。世話人には生島ヒロシ、稲川淳二、草刈正雄、舘ひろしらが名を連ね、津川雅彦、宮崎美子、沢田亜矢子、テリー伊藤、オスマン・サンコン、コロッケ、元モーニング娘。の飯田圭織、小川麻琴らも来場した。

　半生を振り返り、「35年以上やってきて、気が付いたら結婚、子供たちも産まれて。今日来てくれる友達もそうですが、出会いって大切」としみじみ。雅奈恵は勝野の父親ぶりを「永遠の少年と言いますか、少年のようなお父さん」と語り、キャシーは夫ぶりを「少年のような、夫でいて恋人で弟、息子のようでもある人。いろんな部分を持っていて飽きない」と絶賛。それを聞いた勝野は「もっともっとひとつになって楽しみながら、人や動物に優しくしていくことで亡くなった長女も喜ぶかなと思います」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。

■以下は訪れた著名人の主なコメント

宮崎美子「熊本県の先輩であり、何度も共演させていただいて。年を重ねるにつれて年々人間的な魅力が分かってきて、もっと早く分かってればよかった。結婚相手として？ 素晴らしいと思います。（奥さんが）羨ましい」

津川雅彦「男は成長が遅いから、やっとこれから男の成熟が始まるのではないかと。色んな苦難を乗り越えて今日になったということを含めて何よりおめでたいこと。歯軋りするくらい成長が遅いよね。そういうとこ彼は初々しい少年。悪い意味も含めてね（笑）」

沢田亜矢子「この後も夫婦役でご一緒させていただくのでとても楽しみにしています。今日は私も赤い服です。1年早く還暦を迎えてしまったので、強調する意味で着ちゃったけど場違いでしたかしら？（笑） これからですよ。人生、もとを取らなきゃ！」