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　1978年の結成以来、革新的な音楽で世の中を席巻し、現在も世代や国を超えて支持され続けるイエロー・マジック・オーケストラ（YMO）の細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏が、『ポッキーチョコレート』（江崎グリコ）の新CMに出演することが8日、わかった。代表曲「RYDEEN（ライディーン）」にのせて、ポッキーをかじる3人の姿はなんともシュールで、見るものをひきつける。

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　新垣結衣や忽那汐里といったフレッシュな顔ぶれが、元気いっぱいに繰り広げるダンスパフォーマンスでも話題となった同商品CMだが、今回さらに幅広い世代にもアピールするため出演者を“大人の男性”へとシフトチェンジ。YMOを新イメージキャラクターに起用し、彼らのカリスマ性や洗練された都会的なセンスで、これまでのポッキーのイメージを一新する。

　CMでは、白いスーツと帽子姿の群集が立つなかに、真っ赤なスーツを着込んだ3人が登場。カメラ目線で「日本全国の皆さん、ポッキーを！」と呼びかけポッキーをひと口食べると、そのパキッという音を合図に「RYDEEN」が流れだし、後ろの人々がクルクルと回りだす。正面は赤、背面は白という奇抜なスーツを着た群集が回ると、画面全体が赤や白に色が変化。YMOがデジタルサウンドを駆使して発信するサイケデリックな表現と相まって、不思議な世界観が展開される。

　一語一語ゆっくりとしゃべったセリフを早回しにすることで、コマ撮りをしたかのようなカクカクとしたユニークな動きを再現するなど、今までにない斬新な作品を目指したという今作。これには3人も「面白い！」と絶賛し、自分たちの動きをモニターで確認しながら笑いあうなど、楽しそうに撮影に臨んでいたようだ。

　また、3人でポッキーを食べるシーンでは、それぞれの動きを揃えるために坂本自らがカウントを取る役を買って出る一幕も。これがバッチリとはまり2テイク目でOKとなるなど、歴代出演者が苦労したシーンも難なくこなしていたという。

　YMOの約2年半ぶりのCM出演となる、『ポッキーチョコレート』の新CM『エビバデポッキー宣言』篇は、14日より全国で放送開始。

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