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　歌手デビュー30周年を迎えた田原俊彦（49）が1日、東京・表参道ヒルズでベストアルバム『30th Anniversary BEST』の発売記念イベントを行った。原宿はかつてジャニーズ事務所の合宿生活を送っていた地であり、田原は「ここは第2の故郷だね」と“凱旋”イベントに感慨深げ。フリースペースでの無料ライブにはファンおよそ800人が詰め掛け「無料なら、こんなに来てくれるんだな〜」と自虐発言で笑いを誘った。

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　ファンの声援を受けて登場した田原は、1982年に発売した「原宿キッス」を含むシングルメドレーや、最新シングル「シンデレラ」など計3曲を熱唱。キレのあるダンスやムーンウォーク、足上げも健在で往年のファンや買い物客の目を釘付けにさせた。イベントには親交の深い横浜FCの三浦知良選手も足を運ぶなど、終始和やかなムードで30周年を祝った。

　デビュー曲から現在までのシングル曲を中心に田原自身がセレクトした30曲を収録した同ベスト盤を引っさげ、今月3日（金）の名古屋・CLUBダイヤモンドホールを皮切りに、全国6ヶ所のライブツアーを展開。田原は「ギックリ腰も治って、いいパフォーマンスがみせられるんじゃないかな。30年といっても通過点ですよ」と屈託ない笑顔をみせ、陽気に意気込んでいた。