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マッチ、デビュー30周年で初の国立ライブ 3万人超の観客を前に“雨男”返上

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 歌手の近藤真彦が19日、東京・明治神宮外苑で行われた日刊スポーツ主催の花火大会にゲスト出演。自身初の“国立競技場ライブ”を敢行し、3万人超の観客を熱狂させた。近藤は「私は、日本一の雨男! ここ数回行った花火大会はほぼ延期にしています!」とブラックジョーク交えながら15曲を熱唱。アンコールでは、事務所の後輩テゴマスやジャニーズJr.らと「-MOTTO-」で華麗なるコラボを実現させた。当初は雨の予報も出ていたが、最後まで天候は悪化せず、見事“雨男”を返上した。

 デビュー30周年という節目を迎えた近藤の力強い歌声が、雲に覆われて涼しげな国立の夜空に響きわたった。巨大なステージの上には、きらびやかに輝く“Matchy”の文字。大声援のなか登場すると「最近、少し頑張っている近藤真彦です!」とあいさつ。ジーパンに露出度の高い衣装で歌唱したが、浴衣姿のテゴマスの2人を見た途端「俺も浴衣で勝負すればよかった…」と苦笑いした。それでも、ステージでは貫禄たっぷりの雰囲気を出しながら楽曲を歌唱。途中ではテゴマスがステージで乗用した像を見ながら「俺もあれに乗って出てきたかった! 乗りたい〜」と、茶目っ気たっぷりな一面をみせて観客を笑わせた。

 息をつく間もなく「ハイティーン☆ブギ」「ミッドナイト・シャッフル」など次々にヒット曲を披露した近藤はライブ終盤、自身より先にステージに上がり「ミソスープ」や自身のヒット曲「夕焼けの歌」をカバーしたテゴマスの前で「僕が今年、デビュー30周年を迎えられたのは応援してくれているファンの方々のおかげ。彼らが30周年を迎える時も(自分のファンのように)応援してあげてください」と後輩を気遣うコメント。最後には「恋 ざんばら」を静かに歌唱した後、花火を打ち上げるカウントダウンを取り、大きな拍手と花火の音が鳴り響くなか会場を去った。

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