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　CMに関する調査を行うCM総合研究所が23日、2010年上半期のCM好感度ランキングを発表し、視聴者の好感度が最も高かった企業が「ソフトバンクモバイル」だったことがわかった。W杯や参院選など旬なテーマを盛り込んだ「白戸家シリーズ」が快進撃を続け、変わらぬ人気で2006年下半期から8期連続の1位を記録した。

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　同ランキングは1月から6月まで毎月3000人に行ったアンケート結果をもとに算出。1位の「ソフトバンクモバイル」に続き、2位「NTTドコモ」、3位「KDDI」と携帯電話会社3社が上位を占める結果となった。昨年の上半期ランキングでもこの3社が独占しており、改めてその人気の高さを実証。「NTTドコモ」は堀北真希や木村カエラなど、「KDDI」は嵐や土屋アンナといった人気タレントによるコミカルなストーリーが視聴者の好感を得たようだ。

　躍進したCMとしては、新垣結衣が松本伊代のヒット曲「センチメンタル・ジャーニー」を替え歌で歌った「アサヒ飲料／十六茶」（13位）や、明石家さんまが1986年の人気CMをリメイクし「幸せって何だっけ〜♪」と歌う「キッコーマン／特選丸大豆しょうゆ」（18位）があげられた。どちらも懐かしのメロディーで幅広い世代に浸透し、一気にジャンプアップしてTOP20にランクインした。

　また、上半期で目立ったのは6月から行われたW杯を描いたCM。ラモス瑠偉監督率いるサッカーチームでSMAPの香取慎吾と交代した白戸家の“お父さん”がヘディングシュートを決める「ソフトバンクモバイル」や、北野武とサッカー少年の交流を描いた「大塚製薬／ポカリスエット」、堀北真希が日本代表ユニフォームでサッカー観戦する「三井住友海上」、日本代表の中澤佑二選手が出演した「ゆうちょ銀行」などが次々にオンエアされ、視聴者の注目を集めた。

【調査概要】
調査期間：2010年1月度〜6月度（2009年12月20日〜2010年6月19日）
調査対象：関東一都六県在住の一般モニター男女3000人に聞いた「月例CM好感度調査」の6ヶ月分を集計
期間中のCMオンエア総数：1641社6057銘柄10875作品（東京キー5局）
（すべてCM総合研究所調べ）



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