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　昨年10月にボーカルの森聖二さんが死去し、活動を控えていた歌謡グループ、ロス・プリモスが27日、新ボーカルに元ロスインディオスの永山こうじを迎え『永山こうじとロス・プリモス』として、東京・赤坂でのチャリティーイベントに参加した。永山は「（メンバーの）みなさんが気持ちよく迎えてくださって、それが本当に嬉しい」と喜びをあらわにし、「“1＋1＝10”くらいいきましょうか。ロス・プリモスがきっかけで、コーラスグループの火がつけばいいなと思っています」と、新たな活動への意気込みを熱く語った。

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　同グループは代表曲「ラブユー東京」や「雨の銀座」などを披露。森さんがこよなく愛していたという赤坂でのライブに、メンバーのまとめ役である徳永淳は「ここから5分くらいで森の自宅がある。その近くでロス・プリモスとして歌えることがとても幸せ」と顔をほころばせた。また最年長の大川公生は「私どもは黒沢をなくし、森をなくしましたが、これから、ますます頑張りますので、どうかよろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。

　この日がロス・プリモスの一員として初仕事の永山は、歌詞を忘れてしまわぬよう、前日、東京・中野の飲み屋で一生懸命練習をしていたという。その甲斐あってか、大川からその歌声を「彼のそういう気持ちがすごい嬉しい。声の伸びもあるし、森くんが乗り移ったみたい」と絶賛され、ホッとした表情をのぞかせていた。


　ロス・プリモス｜ロス・インディオス&シルヴィア