ORICON STYLEでは、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】による『2005年 年間連続テレビドラマ満足度ランキング』を発表した。

　堂々の1位に輝いたのは、江口洋介主演、フジテレビ系ドラマ『救命病棟24時』。直下型の大地震が発生した東京を舞台にしたドラマで、新潟県中越地震やスマトラ沖地震の記憶がまだ新しい時期の放送だっただけに、「地震の恐怖を、ドラマを通じて改めて教えてくれた」（関東圏・中高生女性）、「ドラマのテーマ、人命の尊さ．．．。自分たちがこのドラマの中の立場に置かれた場合をすごく考えさせられたドラマだった」（関東圏・専大学生男性）といった声が多く寄せられた。

　2位は、長瀬智也、岡田准一主演、そして“クドカン”こと宮藤官九郎が脚本を手掛けた、“落語”をテーマに展開する一話完結形式ドラマ、TBS系『タイガー＆ドラゴン』。「落語という今までなじみの無かったものをテーマにしている点が新しかった。また、脚本が非常に複雑に構成されていて、他に類を見ない作品で良かった」（関東圏・専大学生男性）、「とにかく話が面白いし、キャスト1人ひとりが皆個性的で良かった」（関西圏・中高生女性）というように、テーマ、ストーリー、キャスティングのすべてにキラリと光る個性を溢れさせ、視聴者を魅了したようだ。

　3位はフジテレビ系『海猿』。劇場版の続編ということで、放送前から注目と期待を集めていたドラマが、堂々の3位にランクイン。「映像はとても美しく、抜群に良かった。主な出演者が映画版と同じで、ストーリーも繋がっているけど、映画を観ていなくても楽しめる内容だった。続編の映画を観たくなるような展開で終わったし、観終わってかなり満足した」（関東圏・20代社会人）。2006年春には劇場版第2弾が公開予定なので、冬休み中にドラマのDVDを観るのもオススメです。

（関東圏・関西圏の中高生、専大学生、20代社会人、30代、40代の男女、計1000人に、各クール（3ヶ月）4回のインターネット調査した結果を、年間ランキングとしてまとめたもの）



■オリコン・モニターリサーチ

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