今年、デビュー25周年を迎える山下久美子のライブ『POWER』が12月22日（木）、東京・渋谷のDuo Music Exchangeで行われた。
　オープニングでは、何と彼女の双子の愛娘3人で「ドレミの歌」を熱唱するはずであったが、ステージ上の音の大きさに圧倒されて、子供が大泣きするというハプニングはあったものの、何とか歌いきり、来場者の拍手を浴びた。
　その後は、「微笑みのその前で」「SINGLE」「恋のミッドナイトDJ」などの懐かしい曲で盛り上がり、「赤道小町ドキッ」で会場の盛り上がりは最高潮に達した。
　また、12月21日（水）にリリースされたばかりの25周年記念アルバム「Duets」からの曲が続々初披露される中、ゲストとして浜崎貴司、吉川晃司、さらに彼女にとっての“王子様”的存在の忌野清志郎が出演した。
　アンコールでは、実母から娘、久美子に宛てた手紙を読む肉声が会場に流れるサプライズも起こった。最後には、デビュー曲「バスルームから愛をこめて」をアカペラで歌い、支えてくれている人へ感謝の気持ちを伝え、盛況のうちに25周年ライブの幕を閉じた。