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「卒業のうた」ライブで槇原敬之と横山剣がコラボ、「また逢う日まで」熱唱

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 “卒業”をテーマに人気アーティストが集まって楽曲を披露するスペシャルイベント『卒業のうた』が20日、東京・中野サンプラザで行われた。今回で3年目を迎える同イベントは、伊藤由奈キマグレン元ちとせ渡辺美里らが出演。また、槇原敬之クレイジーケンバンド横山剣はコラボして尾崎紀世彦の代表曲「また逢う日まで」を熱唱し、この春“卒業”を迎える人たちへエールを贈った。

槇原敬之と横山剣(左)がスペシャル・コラボ 撮影:福岡諒祠 

槇原敬之と横山剣(左)がスペシャル・コラボ 撮影:福岡諒祠 

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 この日のイベントでは、注目の新人として中澤信栄がソウルフルな歌声を響かせた後、神奈川県・逗子出身の2人組ユニット・キマグレンが登場。KUREIは「卒業といえばサヨナラだけど、それが始まりのサヨナラになればいい」と、卒業する人へメッセージを送り、伊藤由奈とともにカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」をレゲエ風のアレンジで披露した。ハワイ出身の伊藤も、ハワイの高校を卒業した後に日本でのデビューが決まったことなどを明かし、デビュー曲「ENDLESS STORY」もしっとりと歌い上げた。

 「ワダツミの木」などを熱唱した奄美大島出身の元ちとせも、「私の通った小学校は全校生徒が4人だけ。大好きな先生とお別れするとき貝殻をあげたけど、先生はそれを亡くなるまで持っていてくれました」と、卒業にまつわる感動的なエピソードを披露。今年でデビュー25周年の渡辺美里は「高校最後の日、卒業式に出た格好のままデビュー曲のレコーディングへ向かいました。今でも昨日のことのように覚えています」とあいさつ。「卒業」「10 years」などをパワフルに歌い上げた。

 クレイジーケンバンドの横山剣は「タイガー&ドラゴン」を歌った後、「娘の卒園式でグっときた曲」と唱歌「さよなら僕たちの幼稚園」を横山流の解釈でパフォーマンス。その後、トリを務める槇原敬之が登場し、せつないメロディーが印象的な「遠く遠く」や「GREEN DAYS」などのヒット曲で会場を総立ちにさせた。

 また、「めっちゃファンやねん!」という槇原は、横山剣と一緒にスペシャル・コラボとして、尾崎紀世彦の名曲「また逢う日まで」を2人独特のハーモニーでこの日限りの歌声を聴かせ、会場を盛り上げた。イベントのフィナーレでは全員がステージに集結し、卒業ソングの代表格としても知られる渡辺美里の「My Revolution」、槇原敬之の「世界に一つだけの花」を合唱。会場と一体になり、卒業後の新たな旅立ちにエールを贈った。

 この日にしか観れないパフォーマンス満載のイベントの模様は、31日(水)午後9時からWOWOWでハイビジョン放送される。


 伊藤由奈キマグレン元ちとせ槇原敬之クレイジーケンバンド渡辺美里中澤信栄

関連写真

  • 槇原敬之と横山剣(左)がスペシャル・コラボ 撮影:福岡諒祠 
  • 写真左から:中澤信栄、横山剣、元ちとせ、渡辺美里、槇原敬之、伊藤由奈、キマグレン(ISEKI、KUREI) 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演したキマグレン 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜にて共演したキマグレンと伊藤由奈 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した伊藤由奈 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した横山剣 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した元ちとせ 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した渡辺美里 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した槇原敬之 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した(写真左から)元ちとせ、槇原敬之、伊藤由奈、キマグレン 撮影:福岡諒祠 
  • 卒業のうた’10 〜song for tomorrow〜に出演した中澤信栄 撮影:福岡諒祠 

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