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よしもと初の“オナベ”タレント・諭吉デビュー!「オナベ界のパイオニアに」

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 明石家さんまダウンタウンなど数多くのお笑いタレントが所属する吉本興業から、初となる“オナベ”タレント・諭吉が、自身の生い立ちを綴った著書『ぼく、長女です』(23日発売 ワニブックス)でデビューすることがわかった。このほどORICON STYLEのインタビューに応じた諭吉は「はるな愛さんや椿姫彩菜さんのようなニューハーフの方は知られているけど、ボクのように、心は男なのに身体は女性という性同一性障害で悩んでいる“オナベ”の人たちの為にも頑張りたい。オナベ界パイオニアになりたい!」と自身の熱い想いを明かす。また、好きな女性のタイプを聞くと「え〜と、広末涼子さんみたいな人が理想ですね(笑)」と無邪気な笑顔で語るなど、少年ぽい一面も垣間見せた。

自身の生い立ちを綴った著書『ぼく、長女です』でデビューする、よしもと初の“オナベ”タレント・諭吉 

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 心は男性なのに身体は女性という、いわゆる性同一性障害と呼ばれる形で生を受けた諭吉(本名・國見理芳(くにみりか))。一見すると、凄く華奢なジャニーズ系のカワイらしい男の子にしか見えない諭吉は「オナベの人って、“反動”からヒゲ生やして筋肉も凄くムキムキにする人が多いんですけど、ボクはあくまで自然体ですね。草食系オナベですかね(笑)」と笑顔で語る。

 幼少時代は、6人兄弟の“1人娘”として過ごした諭吉。「やっぱり、物心ついたときから自分の性別に対しての違和感はありましたね。ボクは兄弟で上から2番目なんですけど、兄貴にすごく憧れていて。子供のころ兄貴に“下の毛”が生えてきたのを見せてもらって『うおー、すげぇ!』って思いました(笑)」と当時を振り返る。初恋も当然女性だった。当然周りにはそのことを告げられず、苦悩する毎日を送ることになる。「自分はやっぱり変なんだと思い、男性とも付きあったんです。でも、やっぱり“恋人”というより“友達”という感覚の方が強かった」と当時を振り返る。中学3年には“女性”として初体験をすませることに。「ボクにとって最後の賭けだったんです。これで普通の女性になれるんじゃないかって……でも無理でした。『ボク何やってんねやろ』って凄く後悔したし、付き合っていた男性にも試した感じがして、申し訳ないと思いました……」。

 高校は女子校に進学することになった諭吉。ある意味“天国”、ある意味“地獄”のような状況かと思いきや、「いや地獄でしたよ。女子高って男性の目がないから凄く下品なんですよ〜。大股開きで授業受けたり、同じ靴下何日も履いてるとか(笑)」。だが、この時初めて女性と真剣に付き合うことになる。「告白されたんですけど、ボクの方がどんどん夢中になりましたね。結局フラれちゃったんですけど、用事があるときだけ呼び出されたり……ボク、小悪魔的な女性に弱いんですね。エヘヘヘ」と甘酸っぱい思い出を語る。

 高校卒業と同時にオナベバーで働くことになり、家族への“カミングアウト”も済ませた諭吉。「母親はビックリしてましたね。父親は腹抱えて笑ってましたけど(笑)。でも理解してもらっています。凄く良い親なのでボクが頑張って楽させてあげたい」と家族との深い絆を明かす。その後オナベバーで働いているところをスカウトされ、芸能界に入ることになった諭吉。今月の23日より東京・神保町花月で上演される舞台『ダブルブッキング』に出演するが、今後の展望については「まずは俳優として頑張っていきたいという思いは強いです。でも、バラエティ番組にも出させていただけるんでしたらいくらでも! さんまさんや島田紳助さんの番組に出てる自分を想像するだけでメチャクチャ緊張しますよ〜」と瞳を輝かせていた。

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