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ロック界にも“遼くん世代”登場、平均年齢18歳4人組バンドがメジャーデビュー

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 13〜19歳までを対象とした10代限定参加型フェス『閃光ライオット2008』(2008年開催)でグランプリを受賞した1991年生まれが中心の平均年齢18歳4人組バンド・Galileo Galilei(ガリレオガリレイ)が、2月24日発売のミニアルバム『ハマナスの花』でメジャーデビューすることが決定した。新人ながらau「LISMO!」のCMソングに大抜擢され、1月末から収録曲「ハマナスの花」のオンエアもスタート。ゴルフの石川遼選手をはじめ、ボクシングの亀田和毅選手、野球界では菊池雄星選手ら各界の“怪物”が大活躍する1991年生まれ世代だが、ついにロック界にも登場した。

Galileo Galilei 左から岩井郁人(G.)、尾崎雄貴(Vo.G.)、 尾崎和樹(Ds.)、佐孝仁司(B.) 

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 年間平均気温7度、人口約4万人、レコード屋も遊ぶ場所も少ない稚内で、10代の若者4人がバンドを結成したのが2007年。その後、音楽甲子園ともいわれるフェス『閃光ライオット』に送った「ハローグッバイ」で2008年のグランプリを受賞し、“10代のリアル”を綴った繊細な歌詞、そして叙情的で時に攻撃的なサウンドが絶賛される。彼ら独特の感性は同世代に特に響き、自身のサイト宛にはそんな世代からの応援コメントが数多く届いているという。

 ボーカル&ギターを担当する尾崎雄貴は「現代の諦めと無関心の風潮にも苛立ちを感じてて、なんだかそれが若い世代のリアルだって思われてるのも嫌でした。そんな文句を言ってばっかりの自分は、何もできずに一人でイライラしてました」と、バンドをはじめた時を振り返り、「自分のリアルは自分で決めたいし、自分らしさも自分で見つけたい」という思いで曲作りがスタートしたという。そんな10代ならではの衝動が、音楽シーンに新たなエネルギーを投入することになりそうだ。

 なお、メジャーデビュー作となる『ハマナスの花』は、6分弱にもおよぶインスト・ナンバーも含む6曲が収録。同インスト曲で聴かせるサウンドは、10代とは思えないアグレッシブさも伺える。

◆ガリレオガリレイ公式サイトhttp://www.sonymusic.co.jp/galileogalilei/

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  • Galileo Galilei 左から岩井郁人(G.)、尾崎雄貴(Vo.G.)、 尾崎和樹(Ds.)、佐孝仁司(B.) 
  • デビューミニアルバム『ハマナスの花』 

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