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　先ごろ、お笑いタレント・志村けんとの“土下座対面”を報告したタレントの田代まさしが、来年結成30周年を迎えるバンド・ラッツ＆スターの盟友である歌手・鈴木雅之ら6人とステージで一緒に「スタンドバイミ―」を歌ったと明かした。下北沢のソウルバ―に出演したもので、田代は17日付のブログで「俺のもう一つの宝物、鈴木雅之と同じステージに……リ―ダ―が歌う「スタンドバイミ―」に合わせて俺達がコ―ラスを入れました。また一つ夢が叶った瞬間でした！」と喜びを綴っている。

　田代は、5日付のブログで「昔から、俺は誰かの隣にいてこそ輝くタイプの人間だと感じていて、俺の隣に立ち、俺を最も輝かせてくれるのが志村けんさんと鈴木雅之だと思っている。本当にこのふたりは俺の宝物なのだ」と綴るなど、鈴木への想いは深い。志村に続き、「もう一つの宝物」である鈴木と、以前から通っていたソウルミュージックを流す、下北沢のバ―・エクセロの25周年記念イベントで同じステージに立った。

　田代は「見に来てたお客様はものすごい奇跡を目撃したことでしょう(笑)」と語り、その夜に、鈴木から来た「兄弟へ」とのタイトルのメールも紹介している。鈴木はメールで「今夜はマスター達の為にステージに立ってやることが出来て良かったな。おまえとのやり取り懐かしかったよ！！やっぱ俺達にしかない『ま』みたいなものがあるなってあらためて思ったぞ」と、苦楽を共にした仲間だからこその“絆”があったと吐露。さらに「今度は、いつか俺達の為にステージに立てるいいな！　そのためにも、おまえも頑張れ！」と激励したという。田代は「神様、ありがとうございます！」と万感の思いで感謝した。

ラッツ＆スターは、シャネルズとして1980年2月に「ランナウェイ」でデビューし、大ヒットを記録。1983年にラッツ＆スターに改名し、以降も「め組のひと」などをヒットさせた。田代は、度重なる不祥事の末、2004年9月20日に銃刀法違反と覚せい剤取締法違反で逮捕。懲役3年6月の実刑判決を受け、2008年6月26日に満期出所した。その後、今年2月に鈴木との4年ぶりの対面を報告。来年2月にラッツ＆スターは30周年を迎えるが、田代がラッツ＆スターを「宝物だ」告げると、鈴木も「お前が真面目にやって宝物を磨いて俺たちの前に出すなら、俺もそれを出すよ」と語り合ったと明かしている。




　鈴木雅之｜鈴木雅之/菊池桃子