■その他の写真はこちら

　お笑いタレントのふかわりょうが15日、先日起こった館内停電のアクシデントにより延期されていた“ある決意表明”をするべく、当日中止となった因縁の地、東京・青海のヴィーナスフォートで『ふかわりょうのそれでもたいせつな話』と題したイベントを行った。ふかわはこの日晴れて「攻めます！ 今日はこれを1番伝えたかった」と、来年の目標について決意表明。そして会場に集まった500人のファンに向け「みんながいなかったらどうなっていたか」と続け、感極まり男泣きしながら「いつも発信するものを受け入れてくれてありがとう」と感謝の言葉を並べた。

　イベント中止に見舞われながらも、“それでも”ふかわはファンに感謝の思いを伝えたかった。目を真っ赤に腫らしながら「キャラクターのイメージもあるから、芸能界にいるといろんな言葉や視線が向けられる。その中で、温かい言葉や目で見てくれるみんなに会えてよかった」と涙を拭う。さらに「何も言ってないのに、引退か？ みたいになってるけど、辞めません」と奮起を誓った。

　報道陣のインタビューにも応じたふかわは「支えてくれるみんなの優しさに、（涙が）溢れてしまいましたね。僕、本当にガラスどころのハートじゃないんです。決して傷つきやすいってことはないけど、人の愛情に対する感度が強いのかと思う」と恥ずかしそうに涙の理由を語る。

　実際、会場には泣きじゃくるふかわに向け「頑張って」と温かい言葉が多く飛び交っており、これを受けふかわは「35歳になると泣き顔が汚い」と笑いを誘いながら、深々と頭を下げていた。

　また会場にはふかわ自身がROCKETMANと名乗り、プロデュースを手がける3人組アイドルユニット・COSMETICSも登場。ふかわの重大発表の1つとして、12月2日（水）にアルバム『LOVE IS ALL』が発売されることが告げられると、メンバーも涙していた。

【写真】その他の写真を見る