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　脳科学者の茂木健一郎氏が約4億円の所得の申告漏れを指摘された問題で、NHKは11日までに、茂木氏が司会を務めるドキュメンタリー番組『プロフェッショナル　仕事の流儀』の番組ホームページに、茂木氏のコメントを掲載した。茂木氏は「この場を借りて深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、申告漏れの経緯について多忙のあまり確定申告を先延ばしにしてしまったと説明。「仕事が自分で処理できるスケールを越えていました」としている。

　茂木氏は2006年から2008年までの3年間で、著書の印税や講演料、テレビ出演料など、約4億円の収入について申告漏れがあったことを東京国税局に指摘されていた。NHK側も同ホームページ内で「本人も深く反省し、今後は税務処理を適正に行うと表明しています。このため本人の出演、および番組の放送について予定通り行うことにしました」とコメントしている。