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押尾学被告に懲役1年6ヶ月 執行猶予は異例の5年

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 合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反の罪に問われた元俳優・押尾学被告の判決公判が2日、東京地裁で行われ、井口修裁判長は懲役1年6ヶ月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。東京地裁には、21席の傍聴券を求めて1202人が詰めかけた。

押尾学被告を乗せた黒のワンボックスカーの周りには大勢の報道陣が囲んだ (C)ORICON DD inc. 

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 初公判同様、白髪がかなり目立つ状態で出廷した押尾被告。この日は、都内の実家を午前8時半に黒のミニバンで出発。10時26分頃に地裁の南門から入ったが、運転手が集まった報道陣を威嚇するようにクラクションを鳴らし続けたため、現場は一時騒然となった。

 11時の開廷後、判決の理由として井口裁判長は「2年前に、外国で複数回(MDMAを)使ったことがあり、麻薬に対する親和性が相当強い。その刑事責任を軽く見ることはできない」。さらに、押尾被告は起訴事実をほぼ認めているものの「どのような経緯で摂取したのか、事件発覚前後の経緯と照らし合わせてみて、法廷内での説明は不自然でおよそ信用しがたい。また、違法薬物の関係を絶つための環境整備ができているとも認めがたい」と厳しく指摘した。

 前科がなく「社会のなかで更生させる余地はある」という見解を示したが「相当長期間に渡り、薬物に手を出さないか見守る必要があると考えられる」と執行猶予が5年付いた経緯を説明。押尾被告は伏目がちでこれを聞き、およそ4分間で閉廷。11時22分には再び西門から乗車したと思われるミニバンが猛スピードで走り去っていった。

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  • 押尾学被告を乗せた黒のワンボックスカーの周りには大勢の報道陣が囲んだ (C)ORICON DD inc. 
  • 今年8月31日に保釈された押尾学の様子 (C)ORICON DD inc. 

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