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　東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が、“親子の絆”をテーマにしたキリンビールの企業CMシリーズに父・博さんと出演。「実家に帰ると勝てないジンクスがある」と話す田中投手は、本人いわく、あまり実家に立ち寄らないようにしており、今回の撮影で久々に博さんと対面したという。最初は緊張していたものの、「途中からこれCM（撮影）だよね？ と聞いてしまうほどリラックスしてビールを飲んでしまいました」と振り返った田中投手は、自身のリラックスした様子が映し出される同CMについて「全国に流れるのはちょっと恥ずかしいですね」と語った。

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　台本や事前打ち合わせの無いぶっつけ本番で撮影された同CMは、昨年20歳を迎えた田中投手にとって初の父親との“サシ飲み”。時には照れ笑いを浮かべるなど、マウンドでの勇ましい表情とは一転、“息子”としての素顔を見せる姿が印象的だ。

　同CMの『言った！』篇では、学生時代の息子に言われた「お父さんのような家庭は持ちたくない」という言葉を思い出した博さんに対し、田中投手は「言った！言った！言った！」と笑顔。「（その理由は）お父さんは休みの日、ゴロゴロしててどこにも連れてってくれへん。って」と、その当時の様子を懐かしそうに思い返した。また、『ドラフト』篇では、博さんがドラフト発表時に家族で握手をして喜んだ様子や、親としての心境を明かしている。

　撮影を終えた田中投手は、「CM撮影はお父さんにとって初めての挑戦だったので不安はありました」と父親を気遣い、博さんも「将大がうまくフォローしてくれたからやりやすかった。自分は好きなことだけしゃべっとったけど、将大は大変やったんちゃうかな」と息子の頼もしさを実感。最後に「こんな機会はないよ。じっくりこんなして2人で話すのってありえへん。今日はホンマに楽しい1日やった！」（博さん）と語るように田中親子にとって、忘れられないひと時となったようだ。

　新CM『言った！』篇、『ドラフト会議』篇は9月19日（土）より放送。

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