【ランキング表】
BOOK TOP30 / 文庫 TOP30 / コミック TOP30

　聴覚障害を持ちながらも、筆談を駆使して銀座の人気ホステスとなった斉藤里恵さんの自叙伝『筆談ホステス』（光文社）が、8/17付オリコン“本”ランキングBOOK（書籍総合）部門で、前週の150位から14位に急上昇した。3日（月）に故郷・青森で行われたサイン会の報道や、7日（金）放送のTBS系『中居正広の金曜のスマたちへ』での特集がきっかけでさらなる話題を呼び、週間売上も前週の2814部から1万829部へと大幅に伸びた。

　“青森一の不良娘”だった斉藤さんが紙とペンを使った独自のコミュニケーション“筆談”で、銀座の人気ホステスに成り上がるまでの半生を綴った自叙伝で「働く喜び」、「筆談ホステス誕生」、「私のマル秘筆談術」など全8章で構成。勤務するクラブでの接客風景のカラーグラビア写真や直筆の筆談語録なども収められており、クラブに行かずして彼女の“もてなし”を堪能することが出来る一冊となっている。

　文庫部門では、外山滋比古著の『思考の整理学』（筑摩書房）が前週8/10付の4位から順位を上げ首位を獲得（週間売上5万849部/累計売上45万8897部）。1986年4月に発売された同書は昨年、東京大学、京都大学で最も読まれた本として話題を集めていた。

■調査協力店
旭屋書店、アニメイト、Amazon.co.jp、紀伊國屋書店、くまざわ書店、コミックとらのあな、三省堂書店、三洋堂書店、セブンアンドワイ（WEB通販）、TSUTAYA、戸田書店、明屋書店、フタバ図書、丸善、漫画全巻ドットコム、未来屋書店、八重洲ブックセンター本店、有隣堂、楽天ブックス、リブロ、WonderGOO　ほか全国書店1717店舗（WEB通販含む）※7月6日付現在（五十音順）

■オリコン“本”ランキング
書籍を販売している全国の書店およびWEB通販の週間売上をもとに全国推定売上部数を算出し順位を確定。「BOOK」「コミック」「文庫」の主要3ランキングと、「新書」「ビジネス書」を毎週木曜日に発表する。今後も月曜日分の売上から翌日曜日分までの売上を週間ランキングとして集計。それらをもとに月間ランキング及び年間ランキングも発表する。

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