松竹110周年記念オーディション『松竹STARGATE』で10378人からグランプリを獲得した海老瀬はな。
	20日から公開の映画『築城せよ！』より。共演の藤田朋子と。(C)2009「築城せよ！」製作委員会
	撮影でウェディングドレスに身を包んだ海老瀬はな。

　05年、映画会社・松竹の創業110周年記念オーディションでグランプリを受賞した女優・海老瀬はなが、20日公開の映画『築城せよ！』でヒロインに抜擢。『WEBデ☆ビュー』の取材に答え、撮影現場の模様、オーディションについて、女優への想いを語った。

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　松竹110周年記念オーディション『松竹STARGATE』で、１万人の応募者のなかからグランプリを受賞してデビューのきっかけをつかんだ海老瀬はな。映画『築城せよ！』では、400年前の戦国武将とともに、段ボールの城を築く大学生の井原ナツキ役を演じている。

「お城も段ボールもみんなが知っているものだけど、“段ボールのお城”っていうのは想像できないですよね。すごい奇想天外でビックリしました。その設計をすることになったナツキの成長を見てもらいたいなと思います」

　今回はヒロインという初めての大役。現場では父親役の阿藤快や、大学の先生役の藤田朋子らに救ってもらったという。
「ラストシーンでNGを出してしまったとき、エキストラさんもいっぱいいる大がかりな撮影だったのですごく焦ってしまったんです。そうしたら、藤田さんが“コラッ、海老瀬ーっ！”って(笑)。あわてて謝ったら、そのやり取りにみんなが笑ってくれて気持ちが楽になりましたね。監督にも“藤田さんとのシーンが一番リラックスしている”って言われました」

　演技だけでなく、現場の空気全体を作り出す先輩にあこがれながら、彼女自身も女優として成長しているようだ。
「藤田さんは面白いモノを見つけるアンテナがすごいんですよ。例えば“家のカーナビがちょっとエッチなんだよね”って、マネしてくれたり(笑)。でもそんな時の表情が、私が言うのは失礼かもしれないけど、すごくかわいらしくて女性としてあこがれますね」

　このほか現場でのエピソードや、オーディションの体験談、女優の仕事への想いなどを語ったインタビューは、オーディション情報サイト『WEBデ☆ビュー』のGIRLSインタビューに登場。

■海老瀬はな／プロフィール

1985年12月9日生まれ、京都府出身。2005年『松竹STARGATE』でグランプリを受賞し、06年に映画『釣りバカ日誌17あとは能登なれハマとなれ！』で女優デビュー。その後『犬と私の10の約束』や『ハッピーフライト』などの作品に出演。6月20日公開の『築城せよ！』では、ヒロインの井原ナツキを演じる。(松竹エンタテインメント所属)

■海老瀬はなインタビュー
http://www.deview.co.jp/interview/090619b.html

■オーディションニュース満載『WEBデ☆ビュー』HP
http://www.deview.co.jp/

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