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日本推理作家協会は15日に都内にて第55回江戸川乱歩賞の最終選考会を行い、受賞作を発表した。今回の応募作品は398編に達し、うち92編が1次予選を通過。2次予選で21編に絞られ、最終候補作5編の中から遠藤武文氏『三十九条の過失』に決定した。
黎明期の日本推理小説界を支えた江戸川乱歩により制定された同賞は、1955年に第1回を開催。多岐川恭氏、陳舜臣氏、戸川昌子氏、西村京太郎氏、斎藤栄氏、森村誠一氏といった人気作家を多数輩出しており、“もっとも伝統のある推理小説新人賞”として知られている。なお、現在は内田康夫氏、大沢在昌氏、恩田陸氏、天童荒太氏、東野圭吾氏が選考委員を務める。
遠藤武文氏の受賞作『三十九条の過失』は、交通刑務所で発見された謎の死体を軸に展開する物語。事件を追う刑事は交通刑務所内で行方不明になっていた受刑者・石塚が犯人だとにらむが、捜査が進むにつれ、何者かが石塚に成り済まして服役していたことを知り、新たな謎が浮かび上がる。
遠藤氏の同作は8月上旬に講談社より刊行。また、賞贈呈式は9月30日に帝国ホテルで行われる。
日本推理作家協会は15日に都内にて第55回江戸川乱歩賞の最終選考会を行い、受賞作を発表した。今回の応募作品は398編に達し、うち92編が1次予選を通過。2次予選で21編に絞られ、最終候補作5編の中から遠藤武文氏『三十九条の過失』に決定した。
黎明期の日本推理小説界を支えた江戸川乱歩により制定された同賞は、1955年に第1回を開催。多岐川恭氏、陳舜臣氏、戸川昌子氏、西村京太郎氏、斎藤栄氏、森村誠一氏といった人気作家を多数輩出しており、“もっとも伝統のある推理小説新人賞”として知られている。なお、現在は内田康夫氏、大沢在昌氏、恩田陸氏、天童荒太氏、東野圭吾氏が選考委員を務める。
遠藤武文氏の受賞作『三十九条の過失』は、交通刑務所で発見された謎の死体を軸に展開する物語。事件を追う刑事は交通刑務所内で行方不明になっていた受刑者・石塚が犯人だとにらむが、捜査が進むにつれ、何者かが石塚に成り済まして服役していたことを知り、新たな謎が浮かび上がる。
遠藤氏の同作は8月上旬に講談社より刊行。また、賞贈呈式は9月30日に帝国ホテルで行われる。
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2009/05/15