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大宅壮一ノンフィクション賞に平敷安常さん『キャパになれなかったカメラマン』

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 第40回大宅壮一ノンフィクション賞の選考会が6日(月)、都内で行われ、平敷安常さんの『キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(上下)』(講談社刊)の受賞が決定した。同書は、米ABCテレビのカメラマンとしてベトナムに特派された著者によるベトナム戦争回顧録。1966年から75年の10年間、大型TVカメラを肩に報道活動を続けたエピソードや、ともに戦争報道に携わった記者・カメラマンたちの生き様を綴っている。

 ベトナムで殉職した仲間もいたなかで、奇跡のように怪我を負うこともなかった平敷さんは、大宅壮一賞の候補作品に選ばれたことについて「使い果たした筈の幸運の持ち札『ジョーカー』がまだ一枚私に残っていたのだというのが実感でした。そして今日の『大宅壮一賞』受賞は夢のようです」とコメントを寄せた。

 平敷さんは、38年1月4日生まれの71歳。沖縄県那覇市出身。大阪府立寝屋川高校卒業後、関西で初の民間テレビ局大阪テレビ放送に入社し、報道部付カメラマン見習いでキャリアをスタート。ベトナム戦争後もベイルート市民戦争、イラン革命、湾岸戦争、2001年の9・11テロ事件などを取材した。06年に米ABC放送を退社。現在、米国ニュージャージー州に在住。



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