■その他の写真ニュースはこちら

　女優の木村佳乃が、4月16日放送開始の新報道系番組『ルビコンの決断』（テレビ東京系）のメインナビゲーターを務めることが、18日（水）までにわかった。木村がドラマ以外の番組にレギュラー出演するのは1999年に放送されたバラエティ『恋愛の家庭教師』（フジテレビ系）以来、約10年ぶりで「毎週皆様の心に響く番組にしたいと思います」と意気込みを寄せている。

【写真】その他の写真を見る

　経済をメインテーマに雇用問題や金融危機などの真相にスポットを当てる新番組『ルビコンの決断』は、ドキュメンタリードラマとスタジオトークで構成される予定。同局報道キャスターの大浜平太郎氏と共に番組を担う木村について、番組プロデューサーの野口雄史氏は「大変表現力ある女優さんなので、これまでにない報道番組を一緒に作っていけるのでは」と起用理由を説明。さらに「『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』に続く、テレビ東京の夜10時台の顔となるような番組に成長させていきたいです」と期待を込めた。

　実際、木村自身も普段からニュースをよく見るそうで「社会人として、俳優として、世の中で何が起こっているのかを知る事の重要性をとても感じます」とコメント。「今回このような番組に携わらせていただくことで、さまざまな事を勉強し、より深く理解する事で自分自身も番組と共に成長できればと思います」と並々ならぬ意欲をみせている。

　1996年にNHKドラマ『元気をあげる〜救命救急医物語1』でデビューし、最近では映画『寝ずの番』（06年）、『さくらん』（07年）、『おろち』（08年）などスクリーンでの活躍が目覚しかった木村だが、新ジャンルへの挑戦ともいえるナビゲーターも注目されそうだ。