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LOUDNESS・樋口宗孝さん、“最後の誕生日”の葬儀に1300人参列

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 先月30日に肝細胞がんのため亡くなったロックバンド・LOUDNESSのドラマー・樋口宗孝さんの本葬儀が24日(水)、東京・青山葬儀所で営まれた。『LAST MEMORIAL BIRTHDAY』と題され、LOUDNESSのギタリストで発起人を務めた高崎晃は弔辞で「結成当初の夢だった、世界的なロックバンドになる夢は果たすために、樋口さんのロックスピリットを継承しつつLOUDNESS、LAZYを精進していきたい」と故人を偲んだ。この日で50歳の誕生日を迎えるはずだった樋口さんの葬儀には関係者300人、ファン約1000人が参列した。

樋口宗孝さんの遺影 

樋口宗孝さんの遺影 

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 共にLAZYを結成し、現在まで音楽シーンを歩んできた高崎は「3月に肝細胞がんと発覚して8ヶ月の闘病生活は想像を絶するくらい大変だったと思う」と樋口さんの不屈の精神を称え「短かったけど、太くたくましい人生だった。ロック史に足跡を残したと思う」と世界的ドラマーの人生を顧みた。

 LAZYのボーカル・影山ヒロノブは弔辞で「50年間フルパワーで走り続けてきたわけだから、ちょっと一休みして雲の上でジャック・ダニエル飲みながら(06年に亡くなったLAZYのメンバー・田中)宏幸と一緒に俺たちを見守って下さい」と追悼の辞を述べた。

 2006年に撮影された遺影が飾られた祭壇には、同年に迎えたLOUDNESSデビュー25周年記念で作られた白いドラムセットと長年使い込こまれたドラが置かれた。遺影の下には、菊と胡蝶蘭がドラムをかたどってあしらわれ、その左右を50歳の誕生日を祝うかのように合計50個のキャンドルに火が灯された。会場では終始LOUDNESSの往年のヒット曲や樋口さんのドラム演奏が響き渡り、ファンは樋口さんの余韻に涙していた。

 関係者には柏原崇、飯島直子、浜田麻里らをはじめ、ANTHEM、EARTHSHAKER、44マグナム、シャ乱Qのはたけ、BOWWOWの山本恭司、TUBEのメンバーらが参列。樋口さんの戒名は宗誉楽音禅定門(しゅうよがくおんぜんじょうもん)。発起人は高崎、影山のほかバンドメンバーの二井原実山下昌良井上俊次。喪主は父の樋口孝次さんが務めた。


 LOUDNESS

関連写真

  • 樋口宗孝さんの遺影 
  • ドラムセットが置かれた祭壇 
  • 発起人の左からLOUDNESSの高崎晃、二井原実、山下昌良、LAZYの影山ヒロノブ、井上俊次 
  • ファン約1000人が参列 

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