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　ロンドンブーツ1号2号の田村亮が自身プロデュースの舞台第4弾『田村亮一座 ILove you,SAYONARA』（11月28〜29日 時事通信ホール）で、本格的に舞台喜劇役者に挑戦することが8日（水）、わかった。ヤクザの構成員を演じる田村は「等身大で引きつけられる役者を目指す！」と宣言。ゲストには『キングオブコント2008』の覇者・バッファロー吾郎が初参戦する。

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　相方・田村淳がロックバンド・jealkbのボーカルとして活動するなど、コンビ以外の活躍も目立つようになってきたロンブーだが、亮は役者として本来の持ち味でもある“イジラれ座長”のキャラクターを活かしつつ、自身の新境地開拓に意欲が沸いてきているという。「コメディ的な形で観客を笑わせ、また違う時は“オチ”で引きつける。セリフを覚えるのは正直、得意ではないけど『ロンブーの亮』という臭いがしない役者として、演じられるようになれるのが理想ですね」。

　釣り仲間で親友のつるの剛士に、俳優としての「助言は受けません（笑）」と語ったことのある亮だが、今回は自ら俳優らしく「稽古に入る一週間前から自分のなかに“無”を作ります」と真剣そのもの。また、予定を調整してまで舞台に出演してくれた尊敬するバッファロー吾郎について、「表情で芝居をしたり、コントでも『ボケましたよ！』という空気を作らず笑いを提供できる大先輩。格闘家の魔裟斗さんのように背中まで自信が溢れているんです！」と話し、先輩芸人の参加でモチベーションも高まる一方のようだ。

　テレビでは、ゴールデンタイムでのレギュラー冠番組を担当し、芸歴15年目を迎えた男の“役者”としての目標とは……「やっぱり、宮迫（雨上がり決死隊）さんのように、お笑いだけでなくドラマや映画でも活躍したい」という。寡黙で天然ボケキャラで癒しの存在としてここまで来た田村亮の第2幕が始まる。



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