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　人気漫画『北斗の拳』生誕25周年記念イベントとして13日（土）に東京・日本青年館で行われたケンシロウとユリアの"結魂式"だが、イベントの終盤でこれまで明かされなかった宿敵・ラオウを倒した後の2人の姿が特別映像で描かれた。ラストにはユリアのお腹に新たな生命が宿るというビッグサプライズがあり、ケンシロウに「きっと語り継いでくれる。救世主の伝説を」と語りかけるニクイ演出となった。

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　連載開始から25年を経て遂に挙式した2人にはタレントの関根勤や角田信朗ら熱烈なファンから祝福コメントが寄せられ、実兄のラオウやトキも"親族"としてVTR出演。長兄ラオウは「兄として我が生涯に一片の悔いなし。トキと共に天国で見ているぞ」と弟の晴れ姿を喜んだ。

　またアニメ『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』（10月より放送開始）のオープニング曲「嘆きのエンドレス」を歌うロンドンブーツ1号2号の田村淳ことhaderu率いるビジュアル系バンド・jealkbがミニライブを開催。クリスタルキングのムッシュ吉崎が「ユリア永遠に…」を熱唱すると、最後には「愛をとりもどせ!!」を全員で合唱し2人の門出を祝った。

　終了間際にはアニメ『真救世主伝説 北斗の拳』シリーズ製作総指揮の堀江信彦氏や原作者の武論尊氏、作画の原哲夫氏も登場。ユリアの懐妊について堀江氏は「あそこで生まれてくるのは何か？ 原作者たちと話しましたが、あれは実は『北斗の拳』を支えてくれたみなさんだと思って書いた」と粋な計らいを見せ、北斗七星にちなんで集まった777人の招待客を喜ばせていた。

　なお、この日公開されたケンシロウとユリアの"結魂式"を含めたその後を描いた特別映像は、10月4日（土）に公開される映画『真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝』にも盛り込まれる。

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