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　人気ファンタジーシリーズの最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』の日本版の発売を記念し23日（水）に東京・伊勢丹で、オンラインストアAmazonが約4億5000万円で落札したという、世界に7冊しかない原作者のJ・K・ローリング氏による手作り本『吟遊詩人ビートルの物語』の除幕式が行われ、世界で初めて公開された。同作は『ハリー・ポッター』の補巻として書かれており、最終巻の重要なキーアイテムとして登場する。

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　本日から発売された日本語版『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、Amazonでの予約注文が史上最多の9万5000冊（2007年11月27日（火）から2008年7月22日（火）まで）を記録するなど、発売前から多くの話題を集めていた。そして、本日行われた除幕式では、J・K・ローリング氏による手書きのイラストと文章で綴られた、世界に7冊しかない手作り本『吟遊詩人ビートルの物語』がお披露目された。

　この日公開された『吟遊詩人ビートルの物語』は、J・K・ローリング氏がごく親しい友人に贈るために7冊作成したものの1冊で、他の6冊は同シリーズの執筆にあたり彼女を支援した感謝の印として友人たちに贈られた。茶色のモロッコ製の皮の表紙の5ヶ所に純銀とムーンストーンの装飾がされたイタリア製の手作りノートに物語が記されており、5つの物語の1つが最終巻のキーワードとなっている。

　なお『吟遊詩人〜』は、同会場では本日から27日（日）、京都・ジェイアール京都伊勢丹では今月30日（水）から来月3日（日）まで公開展示される。