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　俳優の阿部寛、樹木希林、YOU、是枝裕和監督らが28日（土）、都内で映画『歩いても　歩いても』の初日舞台挨拶を行った。同作で阿部、YOUの母親役を務めた樹木は「こんなハンサムな息子やカワイイ娘が私から産まれるわけがない」と是枝監督の配役ミス（!?）を自虐的に語り、会場を盛り上げた。

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　主演の阿部は「とにかくキャストの中に溶け込もう、家族の一員になろうとだけ考えた。1人だけ背が高すぎて申し訳ない気持ちでしたが」と、笑顔で撮影を振り返った。

　同作が是枝作品初出演となった樹木は「映画会社があれやれ、これやれと言われてもう1本くらい（映画を）撮った感覚。会社のお偉いさんに『私はどんな女優になればいいのでしょう？」って尋ねたらその回答を部下の方に委ねてました」と、樹木らしい皮肉めいたジョークに登壇者たちも苦笑いだった。