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　6月25日（水）発売の『週刊少年マガジン』（講談社）で同誌が誇る2大ボクシング漫画『あしたのジョー』の矢吹丈と『はじめの一歩』の幕之内一歩が、コンピューターのシミュレーションによって史上初の“ドリームマッチ”を開催。巻頭9ページに渡って特集が組まれ、それぞれの作者であるちばてつや、森川ジョージが見守る中、5ラウンドを戦い抜き、見事一歩がKO勝ちを収めた。

　“世紀の一戦”の模様は、ボクシングジムのリングの中に設置されたモニターに映し出され、「僕がセコンドに入るくらいの気持ちで応援しますよ」と語るちば、森川ら関係者が見守る中で行われた。壮絶な乱打戦になる中、ジョーが得意の“ノーガード戦法”でかく乱するなど健闘したが、第5ラウンドに一歩の必殺“ジョフレアッパー”がさく裂し、ジョーをマットに沈めた。

　歴史的戦いの後、ちばと森川は対談。“先輩”であるジョーに一歩が勝ったことに森川は「心配になりました。『一歩、なんてことをするんだ』って！」と恐縮しきり。一方、リアルな戦いに感銘を受けたちばは「試合を見ているうちに、若い時に描いていた頃のことを思い出してドキドキして、『また描いてみたいな』と思いましたよ」と語るほどヒートアップ。また、夢の対戦に際し、アニメ『あしたのジョー』の主題歌を歌った尾藤イサオや、一歩をリスペクトするボクシング選手・内藤大助らの応援コメントも掲載。対戦シミュレーションの一部は『週刊少年マガジン』公式サイトで公開される。

　なお、その他にもジョーVS一歩の試合がコンピューターにより100試合行われ、総合的な結果も掲載。詳しくは、本日発売の週刊少年マガジンにて。