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『スパイダーマン』の“MJ”が監督デビュー


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撮影中のキルスティン・ダンスト。Jennifer Clasen (C)2007


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『welcome』主演のウィノナ・ライダー。Jennifer Clasen (C)2007

 米国アカデミー賞公認のアジア最大級の短編映画際『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2008(SSFF&ASIA2008)』は今年10周年を迎え、世界の女性監督による優れたショートフィルムを集めた特集上映『Diorプログラム』を開催。特別招待作品として、『スパイダーマン』シリーズのヒロイン、メリー・ジェーン・ワトソン役で知られる女優キルスティン・ダンストの初監督作品を上映することが決定した。

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 『Diorプログラム』は、SSFF&ASIA2008とLVMHウォッチジュエリージャパンとのコラボレーションにより、世界に羽ばたく魅力的な才能を持つ女性クリエイターの支援を目的に行われる短編映画の特集上映。上映作品のなかから厳正な審査で選ばれた1作品に『Dior Christal Award』が授与される。また受賞者には賞金60万円とLVMHウォッチ・ジュエリー・ジャパンより新作ウォッチが贈られる。

 このプログラムの特別招待作品として上映される、キルスティン・ダンストの初監督作品『Welcome』は、米女性誌『Glamour』が読者の体験を基にハリウッド女優たちを監督に据え短編映画を撮るという企画で制作された『The Glamour moments』の一編。主演にウィノナ・ライダーを迎え、新居に引っ越してきた幸せな一家が、不思議な同居人に迎えられることで体験する出来事を通じて、家族や愛というテーマを描く秀作だ。

 3歳で芸能界入りし、多数のCMに出演。94年の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の少女吸血鬼役で賞賛を浴び、その後も順調に女優としてのキャリアを重ねている彼女。その監督としての才能はいかほどか、早くも日本での上映が待たれている。

 キルスティン・ダンストが主演を務めた『マリー・アントワネット』(06年)の監督ソフィア・コッポラ、そしてセクハラに立ち向かう女性を描いた『スタンドアップ』(05年)のニキ・カーロなど、女性ならではの視点を持ってハリウッドで活躍する女性監督も増えつつある。この女性クリエイターの特集上映から新たな「原石」が発掘されることを期待したい。SSFF&ASIA2008は6月6日〜6月14日、ラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催。

■Webデ☆ビュー HP
http://www.deview.co.jp/


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提供元:Deview

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