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リアル“一歩”内藤大助「『はじめの一歩』は漫画の世界だと思っていた」

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 ボクシングWBC世界フライ級王者・内藤大助が20日(木)、東京・渋谷のUT STORE HARAJUKUで行われたユニクロと『サンデー・マガジン50周年記念』コラボTシャツの発売記念イベントにゲストとして出席。内藤は現在『週刊少年マガジン』で連載中のボクシング漫画『はじめの一歩』について「最初は漫画の世界だと思っていた。元いじめられっ子が日本チャンピオンになれるわけねえと思ってた。でも、(自らも同じ境遇から王者になったため)本当に変われるんですね」と感慨深く同作品を振り返った。

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 両誌の歴代キャラで最強と思えるキャラクターに『はじめの一歩』の幕之内一歩を挙げた内藤は「僕もいじめられてて、ここまで来た。現実味がありますよね」とうなずきながら共感。「最初は所詮漫画だと思っていた。一歩をいじめていた奴が応援するなんて、そんな訳ねぇと思っていたけれど、自分でもビックリです」と自らのリアル“一歩”体験に運命を感じた様子だった。

 そのほか、漫画好きとして知られるタレントの西村知美や総合格闘家の桜庭和志、お笑いコンビの浅草キッドもゲストとして登場。浅草キッドの玉袋筋太郎は「星一徹(『巨人の星』)は日本の親父ですよ。今じゃ虐待かもだけれど、一徹イズムの育て方を吐き違えた親子ボクサーもいる。一徹が飛雄馬に投げろと言っていたけれど、ある親父も大毅投げろって言っていた」と内藤の初防衛戦となった亀田大毅との試合を引き合いに出し、失笑を起こす一幕もあった。

 この日のイベントは、来年3月に創刊50周年を迎える『週刊少年サンデー』と『週刊少年マガジン』の共同プロジェクト『チームウェンズデイ』の一環で、19日(水)より53週に渡って毎週新しいデザインのTシャツを販売中。このコラボ企画に、両誌の編集長は「タイガーマスクとラムちゃん(『うる星やつら』ヒロイン)の虎つながりのコラボTシャツがある。Tシャツに描かれた登場人物を見るだけで内容が思い出されると思う」と期待を寄せた。

関連写真

  • 内藤大助 
  • 玉袋筋太郎 
  •  
  • 西村知美 
  • 桜庭和志 
  • 水道橋博士 
  • 「巨人の星」Tシャツ 
  • 「タッチ」Tシャツ 

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