お騒がセレブとして、順調に（？）揉め事を起こし、先日もDUI（薬物もしくはアルコールの影響下での運転）で逮捕されたリンジー・ローハンだが、自身の主演作の興行成績が振るわないことがわかった。

　先週金曜日に公開初日を迎えた、リンジーの新作『I know Who Killed Me』はMojo Box Office によると、公開１週目の順位は９位で、週末をあわせて340万ドルといった今ひとつの成績で始まった。全米ティーンのナンバー・ワン・アイドルの夏休み主演映画としては、振るわない数字である。

　さらに、NYポストをはじめとする、主だった批評では、作品は軒並み辛口のものばかりであるという。特にNYポストでは「安っぽく、的外れで無価値な拷問ポルノだ」と、冷たい評価。かつて天才子役と謳われたリンジーだが、日々のパーティと飲みすぎで現場に穴を開けることもあったというから、無理もないかもしれない。

　公開１週間前にDUIで逮捕されたことが響いていることもあるのか、話題に便乗して客足が増えるということは起こらなかったようだ。