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　今年で5回目を迎える“コスプレイヤー”のW杯『世界コスプレサミット2007』が4日（土）・5日（日）に名古屋で開催された。5日夜にはコスプレ世界一決定戦『世界コスプレチャンピオンシップ』が行われ、日本3チームを含む世界12ヶ国全14チームの中からフランス代表が見事、優勝に輝いた。

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　ゲストコメンテーターの中川翔子は、自身が「大好き」というアニメ『るろうに剣心』の登場人物・神谷薫をイメージした黄色の着物にブーツ姿で登場。早朝から詰め掛けた1万人の観客と共に、世界予選を勝ち抜いたコスプレイヤーの迫真のパフォーマンスを堪能した。途中では「空色デイズ」と、同漫画の主題歌としてヒットした川本真琴の「1/2」を熱唱。さらにアニソン界の“先輩”でもある水木一郎とデュエットを披露し「頭蓋骨が口から出てくるぐらい緊張したが、嬉しかった！　コスプレは、変身願望を叶えてくれて快感。今日は“世界はギザ1つ”ですね！」とノリノリだった。

　また、『ルパン三世』の作者で漫画家のモンキー・パンチ氏が審査委員を務め「皆、真剣だった。ここ10年で日本の漫画が世界から注目されるようになったことは、漫画家として嬉しい」とコメント。ベテラン声優・古谷徹も「昨年の3倍は観客がいて、参加者も演技で観客を喜ばせるためにパワーアップしている。（コスプレは）“芸術”と言ってもいいと思いますね」と満足気だった。

　なお、優勝チームは『ALICHINO（アリキーノ）』を選んだフランス代表のイザベル・ジュディさんとダミアン・ラットさん。準優勝にはコミック、映画共に大ヒットを記録した『デスノート』のコスプレと演技を披露した日本代表の時雨直輝さんとキキワンさんが受賞した。

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