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　急性骨髄性白血病のため2005年11月に亡くなった故・本田美奈子.さんの40歳の誕生日である7月31日（火）、出身地・埼玉県朝霞市の駅前に建てられた『本田美奈子.モニュメント』の除幕式が行われた。メッセージと彼女の歌が聴こえる記念碑を前に、友人代表として早見優らが想いを語った。

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　晴天に恵まれ、約1000人に見守られながらの除幕式。ミュージカル『レ・ミゼラブル』で本田さんと共演し、交友を深めてきた早見は「誰に対しても優しくて、笑顔でした。（今日のイベントも）すごい笑顔で見てるんじゃないかな？ 今まで以上にパワーを送ってる気がしますね」と優しく話した。

　本田さんの実母・工藤美枝子さんは「夕べの雷で大丈夫かなと思っていたけど、晴れて良かった。（本田さんは）太陽ですね。天国から皆さんに元気を与えてほしい」。デビュー当時から亡くなるまで本田さんを見守り続けた、所属事務所の高杉敬二氏も「努力を見せない人。あの子に教えられたことがたくさんある。亡くなったとは思っていません。今も、毎日一緒に仕事をしてる感じがする。彼女の遺志をついで、頑張っていきたい」と熱い想いを語った。

　モニュメント前面上部には、本田さんが病床で書いた直筆の詩『笑顔』と顔写真と経歴が刻まれ、前面下部には「ありがとう。心を込めて...本田美奈子.」というサイン。音楽のスイッチを押すと、ドボルザークの「新世界」に自身の詩をつけた本田さんの歌声が流れ、それを聴いた早見は「クリアな声で、すぐそこで歌ってくれてるようだった」と感慨深く話していた。

　この日を記念して本田美奈子.メモリアル切手の発売も決定。来月2日（木）から9日（木）まで、長野・ながの東急別館「シェルシェ5Fホール」で『LIVE FOR LIFE IN NAGANO 2007 本田美奈子.展･･･生きるって素晴らしい』が開催される。

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