ハリウッド女優がテレビCMなどに出演する姿を頻繁にみかけるのは、日本を始めとするアメリカ以外の国だけで、本国では映画俳優が商品の広告に出るのはまれだ。しかし、ジェニファー・アニストンはアメリカで飲料水の宣伝での活躍を予定中という。

　ジェニファーはハリウッドトップ女優の1人で、主演作『フレンズ』から命名されたレイチェル・カットと呼ばれる彼女のヘアスタイルは、全米の憧れの的だ。
　そんな彼女がどうして水の宣伝かというと、このスマートウォーターという飲料水は、電解質強化のために蒸留してユーザーに届けるというコンセプトで、パッケージのお洒落さも手伝って、若者に人気がある。実はジェニファーもこの水のファンのようで、製造会社に投資者として参加をしているという。

　米USマガジンによれば、今回の宣伝活動で、3〜4ミリオンドルの収入が見込めるとするが、女優のキャリアとしてはどうかという見方もある。
　ジェニファーの新しい彼は、イギリスのリーバイスの宣伝から人気が出たというから、いつも飾らない彼女にとっては、CMにそれほど悪いイメージはないのかもしれない。
（たさいちやこ）