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ギャルに緊急調査!エイズへの関心、知識ともに低い


 6月1日から7日がHIV検査普及週間(主唱:厚生労働省、エイズ予防財団)であることにちなみ、ギャルを対象としたアンケート調査サービス『GRP』が、HIVやエイズに関する意識調査を実施したところ、若い女性たちのエイズ予防の意識や、関心の低下が心配される結果がでた。調査は、5月下旬に会員約6000人に対してGRPサービスによるアンケート形式で行われた。

 エイズについて考えたことがあるか、の問いに対して「ある」と答えたのはほぼ半数の52%に止まった。エイズウイルス(HIV)とエイズの違いを「知っている」と答えたのは22.6%で、「知らない」が60.3%、「一緒だと思っていた」との回答も11.1%に上り、正しい知識不足や誤解が依然としてあることもわかった。

 HIV検査をしたことがあるか、という問いには90.3%が「ない」と答え、「ある」は7.9%だった。また、昨年に国内で新たに判明したHIV感染者、エイズ患者が計1358人と過去最多であったことを「知っていた」のはわずか7.1%だった。

 日本でのHIV感染者、エイズ患者は依然として増加傾向にある。厚生労働省のエイズ動向委員会によると、昨年の新規感染者は4年連続増の952人、新規エイズ患者は406人で過去最高を記録した。新規感染者の90%以上が男性で、20〜30代が全体の68%を占め、40代の感染者の増加が目立つという。それも、エイズウイルスに感染していることがわかった時点で、すでにエイズを発症している事例が約3割を占めているのが問題になっている。

 何よりも恐いのは感染に気づかぬままに性行為を通じて人から人へと感染を広げてしまうことだ。「まさか自分は関係ない」と思うことが一番危険。エイズが身近な病気になりつつあることを改めて認識し、自分の体を守るために、何をすべきか考え、行動する必要がある。

 そして、感染が心配な時はHIV検査を受けることだ。全国の保健所では、無料・匿名で受けることができる。検査実施機関の詳細などはエイズ予防情報ネット。エイズに関する相談は、0120-177-812(携帯からは03-5259-1815)。










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