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青山監督、酒の席で浅野忠信に絡まれた…

 美しく生きる“ゆるぎない女たち”を描く映画『サッド ヴァケイション』完成披露試写会が5月31日(木)に都内で行われ、青山真治監督、浅野忠信ほか、主要キャストを迎えての舞台挨拶が行われた。

 青山監督は自身の監督デビュー作『Helpless』から11年、カンヌ国際映画祭で絶賛された『EUREKA ユリイカ』から7年、今回、この2作品の続編とも言える『サッド ヴァケイション』の完成には、期待を膨らませた多くの報道陣が集まった。

 浅野忠信は「『Helpless』から長い年月をかけて、また健次という役をやらせていただいた、とても思い入れのある作品です」。監督との息のあった現場であったことを語った。

 また、板谷由夏は「私も北九州出身ですが、1ヶ月滞在して、ゆるーく、楽しーくお仕事させていただきました(笑)。大好きな1本です」。新婚生活についての質問がおよぶと「幸せです」と笑顔をみせた。

 一方、10年前から構想があり、ポイントは「女性」とアピールする青山監督は「浅野くんにも酒の席で「女性をテーマにしよう」と絡まれていました。こういうヤンキーの方々に囲まれながら、怖い思いをしながら撮った映画です」と語り、会場の笑いを誘った。

 『サッド ヴァケイション』今秋、シネマライズ他にて全国順次ロードショー。

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