過激なライブパフォーマンスで人気の4人組、電撃ネットワークが1990年のデビュー時から舞台で使用しているオリジナルテーマ曲「電撃ネットワークのテーマ」を5月26日（土）リリース。それに合わせ、メンバーがこのほどオリコンのインタビューに応じた。

　「やっと（リリースする）という感じ。待たせた長さは“世界一”ですね！」とする南部虎弾の言葉通り、デビュー時から使用しているオリジナルテーマ曲をCD音源化するのは、今回が初めて。これまでアレンジバージョンはリリースされていたが「ようやく、胸を張ってCDを出したと言える。おじいちゃん、おばあちゃんから子供まで一緒に踊って欲しい」と笑顔をみせた。

　だが、一方で「早くこの曲を出して俺らがヒットしていたら、早くダメになっていたかもしれない」。これまでにも、年末年始など宴会シーズンになると頻繁にCD化の問い合わせが入っていた彼らの曲はまさに“ファン待望”というフレーズがぴったり。

　本業では世界各国を回り、さらに年内には今や一流芸能人の証とも言うべき、パチンコ・パチスロ台も完成。「次は『徹子の部屋』（テレビ朝日系）に文化人として出演したい。あと、DJ OZMAをスカウトすることが次の目標ですね！」。昨年“裸スーツ騒動”で世間を騒がせたあのアーティストを獲得したい意向を初めて示した。

　さらに、北野武や松本人志が映画監督としてカンヌ映画祭に出席していたが、海外への進出には「日本発のエンタメはないと思う…。所詮、モノマネ。松ちゃんは、ただカンヌへ行ってみたかっただけじゃない？」と、世界中を回って“言葉の通じない”苦しさを幾度も味わったツワモノらしく、独自の理論で毒舌を披露した。