• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

たけし、井筒監督へ「映画なんて愛さなくていい!」


(左から)天山広吉(新日本プロレス)、吉行和子、鈴木杏、岸本加世子、北野武監督、江守徹、松坂慶子、内田有紀、蝶野正洋(新日本プロレス)


 第60回カンヌ国際映画祭から22日(火)に帰国したばかりの北野武監督が24日(木)、都内で最新作『監督・ばんざい!』(6月2日より全国公開)の完成披露試写会に出席。このなかで同じ映画監督の井筒和幸氏への辛口コメントが炸裂した。

 舞台挨拶の中で、北野監督は「こんなに賛否両論分かれたのは初めて!」と説明するほど、映画は豪華出演者による“オムニバス形式”を組み合わせたもの。「映画のラストに井手らっきょが出るんだけど、自虐的で危ない映画。これで今までのキャリアを吹っ飛ばしてまたイチからやりたい!」と初めから飛ばし気味で熱弁。たけしの恋人役などを務めた内田有紀も「贅沢な内容。1本1本バラでもっと見てみたい!」と話せば、念願の“北野組”新入生となった鈴木杏も「役名は現場で当日発表されたり、台本を読めばなかなか自分の名前がなかったり・・・ぶっ飛んだ映画ですよ!」と笑顔でアピールした。

 また、たけしは最近のカンヌや邦画の動向について聞かれると「最近は感動して泣かせるバカな映画が多すぎる。こんな世の中だとオイラの映画も観客がもっと入らなくなっちゃう」とバッサリ。さらに映画を“愛している”と公言している井筒和幸監督には「映画なんて愛さなくていい。映画をやる人は愛するどうこうの問題じゃない!」と自論を展開。最後は「前作と今回と次回作合わせて3部作で考えている。完成したらDVDをジャパネットたかたで1万6800円で売るよ!」とボケて舞台を後にした。
タグ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事