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　日常生活で何気なく使っている「四字熟語」。どの言葉にもさまざまな意味や格言があり、実際にそれに共感したり教訓にしたりと、四字熟語に抱く思いも人それぞれ。ORICON STYLEでは、中・高校生から40代までの男女1000人を対象に、四字熟語のおける人気ランキングをリサーチした。

　1位は「一期一会」。「出会いは一生の宝」（専門・大学生／男性／北海道）「出会った分だけ　別れがある。別れを辛いものにしないように　大切にしたい」（40代男性／愛知県）「人生においてずっと忘れてはいけない気持ちだと思うから」（20代社会人／女性／秋田県）
　ちなみにこの四字熟語、1位の割合が他と比べて圧倒的多数であることも興味深い。とにかくどんな人でも1人では生きていけないし、それは社会的地位や年代、性別といったあらゆるものを超越した気持ちなのだろう。

　しかし2位になると「一石二鳥」がランクイン。ここへきて急にちゃっかり路線である。

「１つのことをやって、２度も味わえるなんて、最高だと思います」（中・高校生女性／埼玉県）「なんかもうけた感じがするから」（20代社会人／女性／愛知県）まあ人生こうありたい、というのは確かだが……。
　3位は「初志貫徹」。「自分に足りない気概であり、常に心掛けていたいから」（専門・大学生／男性／京都府）「決めたことがなかなか続かない自分への戒めと励まし」（40代女性／茨城県）
　こちらは全体的に真面目かつ熱い意見がかなり多い。

　以下4位は「一所懸命な感じがすき」（中・高校生／女性／静岡県）「頑張る姿は美しいです」（20代社会人／女性／神奈川県）などの理由による「切磋琢磨」。5位は「口だけでの人は嫌いだから」（20代社会人／女性／大阪府）「うそがきらいだから」（40代女性／愛知県）という理由などから「有言実行」がランクイン。

　また少数派としては「連戦連勝。カープがこうなってくれと願うばかりです」（20代社会人／男性／広島県）カープとは当然広島東洋カープのことだと推測。連戦連勝を願う気持ちはスポーツファン共通の想いだろう。　そのほか「冠婚葬祭。四字熟語といえばこれ！」（中・高校生／女性／兵庫県）「奇々怪々。シンプルに「奇怪」じゃだめなの？って思う」（中・高校生／女性／愛知県）
　無駄を省こうとするその発想に、中高校生ならではのセンスを感じてしまう。

（2007年4月23日〜4月26日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1000人にインターネット調査したもの）

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