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星野ジャパン、五輪エースにダルビッシュを指名!

 今年11月末に行われる野球・北京五輪アジア予選に向けて星野仙一監督が5月7日(月)、都内で会見を行い、東北楽天・田中将大、北海道日本ハム・ダルビッシュ有ら60名を『第一次候補選手』として発表した。闘将率いる“星野ジャパン”が、まずはアジアでトップを狙い、念願の“金メダル”奪取を実現させる。

 2004年のアテネ五輪では、各球団からの選出が限定されるなど、球界のいろいろな縛りのある状況のまま臨み、光り輝く金メダルを手にすることは無かった。病に倒れた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督から“後継者”として指名された闘将は今回、「知恵を絞って、名前を連ねました」と明るい表情を見せた。

 国際舞台の経験が豊富な和田毅、松中信彦(ソフトバンク)、前回の五輪でキャプテンとしてチームを牽引した宮本慎也(東京ヤクルト)ら、ベテラン勢を含む強力な布陣で臨む。「守備、走塁など短期決戦は“3拍子”揃った選手が欲しい」(田淵幸一・打撃コーチ)。
 また、注目は昨夏、“ハンカチ王子”こと早稲田大・斎藤佑樹投手と共に注目を集めた東北楽天・田中将大、好調を維持する巨人の高橋尚成、内海哲也らと共に“左腕3本柱”として注目を集めるルーキー・金刃憲人。「(田中は)若いのにソフトバンクをはじめ、しっかりと抑えている。最後まで名前が消えないよう、頑張って欲しい!」(星野監督)とエールを送った。

 また、田淵コーチも「“足”にはスランプがない。それを生かせることができる赤星(阪神)、川崎(ソフトバンク)がいないのは残念」としながらも「決め手は、実績だけでなく、度胸があってプラス思考で戦える人」と明言。最初から最後まで取りこぼしの出来ない“短期決戦”だけに「HRは二の次。後は、外角のストライクゾーンをどう打てるか、これにかかっている」と世界一に輝いたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも問題となった国際ルールに言及した。

 また、キャプテンについても「短期決戦は、引っ張る人がいた方がいい」(田淵コーチ)と話し、星野監督もぼかしながらも数名の選手名を挙げた。さらに「エースはダルビッシュがいい。期待している」と北の大地に君臨する若き右腕と心中する覚悟だ。そして、今回選ばれていない選手に対しても「暇さえあれば、家で全試合を(CSで)観ている。何で俺は選ばれんかったんだ!というパワーをぶつけて欲しいね」とエールを送った。

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