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　GWも終わった今、よく耳にするようになるのが“五月病”という言葉。ORICON STYLEが「五月病対策として行っていること」をリサーチしたところ、総合1位が【音楽を聴く】、2位【友人に会う】、3位【おいしいものを食べる】という結果になった。

　総合1位の【音楽を聴く】は、『男性編』でも1位で、「一番手軽だから」（大阪府／20代／男性）という理由が多く、気軽にいつでも気分転換出来るところが特に男性から支持された。また、「懐かしいオールディーズを聴くと気持ちが若返る」（愛知県／40代／男性）など、その音楽を聴いていた頃に気持ちがタイムスリップすることで、気分もリフレッシュするという効果もあるようだ。

　男女ともに多かった総合2位の【友人に会う】は、「やっぱり仲のいい友達と話をして笑うのが一番の気分転換」（福岡県／20代／女性）、「古くからの友人達と騒いでストレス発散すると、嫌な事や辛い事を忘れる」（京都府／20代／男性）など、1人でいると塞ぎ込みがちになってしまう気分を、明るくしてくれるのはやっぱり“友達”という回答が多い。日頃溜まっている愚痴やたわいもないおしゃべりをするだけで、すいぶんスッキリするものだ。

　そして、女性からは【おいしいものを食べる】という回答がやはり多く、『女性編』で1位。「食べてる時が一番幸せで、嫌な事も吹っ飛ぶので」（滋賀県／30代／女性）と、おいしいものを食べることで、幸せ感は一気に上がるうえ、日頃ダイエットなどで気持ちを引き締めている分、ストレス解消にはもってこいといえる。一方男性はというと、女性ほどストレス解消にはつながらないようで、『男性編』では6位と低い。

　世代別に見てみると、20代と30代ではほぼランキングが同じだったのに対して、40代では、20代と30代で1位だった【友人に会う】が5位と低く、【音楽を聴く】、【睡眠】など1人でもできることが20代や30代に比べると高く、「好きな歌を聴けば癒される」（大阪府／40代／女性）など、気持ちをリラックスさせることに重点を置いている人が多かった。

　その他にも、「ズル休みをする」（千葉県／40代／男性）、「ひたすた落ち込む」（愛知県／40代／男性）、「神社やお寺に行って心を落ち着かせる」（和歌山県／40代／女性）など、様々な「五月病対策」が寄せられた。

（07年4月12日〜4月16日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代、40代の、登録属性で「会社員（事務系／技術系／その他）、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の方」、男女各150人、合計900人にインターネット調査したもの）

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