• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

意味を知らずに使ってるカタカナ言葉 1位「ワンセグ」

■ランキング表はこちら

 時代の流れの中で、変化するものはたくさんあるが、“言葉”はまるで生き物の進化のように生まれては増殖していく。新語、造語、流行語はたくさん世にあふれ、時にあいまいな理解のまま「なんとなく」使用してしまっている人も、実は少なくないのかも。ORICON STYLEでは、そんな「正確な意味を知らずに使っているカタカナ言葉」をリサーチした。

 第1位は「ワンセグ」。こちらは国内における携帯電話向けの地上デジタル放送サービスの名称のこと。携帯電話で地上波テレビが視聴できるサービスが大ヒット、ワンセグ対応の携帯電話は、今年中に1000万台普及すると見られている。テレビのCMで耳にする機会は非常に多く、新聞・雑誌などでも見かけることの多い言葉だ。正しい意味を知らなくても、なんとなくイメージがわくほど、その意味合いが世の中に浸透していることがわかる。

 2位は「ユビキタス」。こちらもよく耳にする言葉だろう。「ワンセグ」より難易度が高い言葉と認識している人も多いのでは? なんとなく雰囲気は理解していても、いざ、説明しようとすると難しい。ちなみに「ユビキタス」とは「同時にどこにでもある」という意味で、「ユビキタス・コンピューティング」という使い方で「生活や社会の至る所にコンピュータが存在し、コンピュータ同士が自律的に連携して動作することにより、人間の生活を強力にバックアップする情報環境」といった意味合いで使われている。

 これらの言葉は、それぞれ新しいサービスや概念として人々に浸透していき、意味は分からなくても、なんか「新しいサービスを使ってみたい」と思わせるようなワクワク感が生まれているようだ。身の回りにも、うれしそうにこの言葉を使っている人は多いのでは? なお、今回の調査では、「なんで、この言葉が?」という珍回答もあった。たとえば、

「フォー」(中・高校生/男性/佐賀県)。

 レイザーラモンHGが流行らせた言葉だが、なるほど、たしかに意味を知らずに使っているカタカナ!言葉かもしれない。

 また、「サボる」(中・高校生/女性/北海道)も数件だが見受けられた。若い世代ほど日本語のように使用している人が多いと思うが、実はこれは「サボタージュ」という「労働者が団結して仕事の能率を落とし、使用者側に損害を与えて紛争の解決を迫る」という意味の言葉を日本語の動詞のようにサボると動詞化させたものだ。

(07年3月6日〜3月9日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1,000人にインターネット調査したもの)


■関連記事
勉強中の気分転換、深夜ラジオ健在
受験であえて封印したものランキング


■塾・受験に関する情報←オススメ!

タグ

    オリコントピックス

    あなたにおすすめの記事

     を検索