3月27日に呼吸不全のため80歳で亡くなった植木等さんを謹んで、所属事務所の渡辺プロダクションの会長をはじめ、所属タレントらが追悼のコメントを寄せた。

■中山秀征らの追悼コメント（下段掲載）

　渡邊美佐会長「お見舞いに参りましたときお元気がなかったのですが、まだまだ先のことだと思っておりました。現実になってみますと本当にショックで言葉がありません。渡辺晋が亡くなった後、渡辺グループの柱となって本当に温かい大きな力となってくれました。ハナさん、宮川さん、青島さんなど素晴らしい戦友たちが次々に先立たれ、本当に寂しく思っております。心よりご冥福をお祈りいたします」

　ミッキー・カーチス「彼がクレイジーキャッツに入る前からジャズの名プレイヤーとして知っていた。ヒットパレード時代は毎日一緒だった。音楽と笑いの見本みたいなグループだった。何も言葉が見つからない…非常に残念です」

　石塚英彦「我々の教科書的な存在の方でしたので、非常に残念です。常に植木さんを目指してこの世界で頑張っていたのでショックです」

　中山秀征「植木さんには自分が新橋演舞場で初座長を務めた際、ありがたいことに楽屋の暖簾を作っていただいた思い出があります。あと、植木さんが正月のかくし芸大会の審査委員長を務めていた際に自分の演目を「秀、これが本当のかくし芸だよ」とおっしゃって頂き、大変勇気付けられました。本当に残念でなりません」

　松本明子「知らせを聞いて本当にショックでした。先代の渡辺晋社長が渡辺プロを創設した時から今までいらっしゃった、まさに渡辺プロの顔という方。偉大すぎる大先輩です。日本国民に夢と勇気を与え続けプロとして「植木等」を演じきった人生に尊敬の念を抱きつつ私も精進したいと思います。ご冥福をお祈り申し上げます」

　青木さやか「無責任シリーズは私のバイブルです。ご冥福をお祈りします」

　アンガールズ（山根良顕）「偉大な人だったのでもっとお話とかきいてみたかったのに、残念です」

　アンガールズ（田中卓志）「植木さんと仕事をしたのはかくし芸の収録の時で、若い芸人に対して温かい言葉をいただき、とても励まされたのを覚えています。出来ればもっと接して、色々な事を教えていただきたかったですがそれがもう出来なくなってしまった事はとても悲しいです」

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