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転職者1800人、約8割が「転職してよかった」

■調査結果はこちら

 転職サイト『リクナビNEXT』が、1800人の転職経験者にアンケートを実施、「転職してよかったこと」を聞いてみた。そのランキングに基づき、元(株)リクルート人事部で1万人以上の面接実績を持つ転職アドバイザーの辻太一朗さんが、転職成功への秘訣を伝授。体験に基づいた生の声は、転職経験者にも未経験者にもきっと役立つはずだ。 

 まず、アンケートの結果、1800人のうち78.9%の人が【転職してよかった】と回答。前職での不満が解消されたことはもちろん、転職により幸福度が上がった人が圧倒的多数ということだ。

「転職してよかったこと」のランキング1位は、【仕事でスキルが身につくような環境になった!】こと。「通信系の会社に転職しましたが、IT関連資格取得のための研修が充実しており、シスアド初級とMCPを取得。パソコン検定、MOUSの受験料も100%会社負担」(33歳/通信キャリア・ISP担当)」、「ウェブ制作にかかわるノウハウを、たっぷり学べる環境。独学でPhotoshop、Illustrator、Dreamweaverを習得できたほか、インターネットモール出店、ネット通販のノウハウも蓄積できた」(22歳/コンテンツ担当)という喜びの声を、転職アドバイザーの辻さんはこう分析する。「まず、自分自身がどんなスキル、専門知識を身に付けたいのか、ある程度把握しておくこと。自分の志向とは異なるものだと、意欲が高まらず、なかなか伸ばすことができない」。好きこそものの上手なれだ。

 2位は【仕事を通じて、視野・人脈が広がった!】。これに対し辻さんは「人脈、視野を広げられるかどうかは、どんな環境に身をおくかよりも、ものごとを前向きにとらえるかどうかという、自分自身の気の持ちようが重要」と話す。視点を変えれば、転職して前向きになれた人がそれだけ多いということだろう。

 3位は【自分の興味のあることを仕事にできた!】。「雑誌編集やテレビのディレクター、音楽業界などの人気業界は応募者が多いので、企業側の買い手市場。しかし、未経験者でもアルバイトや派遣などでその業界に身を置けば人脈ができる。自分のやりたい仕事、興味が定まっていない人は、過去嫌だった仕事、面白かった仕事、頑張れた環境などを整理してみることが第一歩。未経験でもチャレンジしたい仕事、よりスキルアップが目指せる環境があるという場合、長い将来のために現在の給与を犠牲にするという考え方もある」というのが辻さんからのアドバイス。

 まとめると、自分にとって大事なのは仕事内容なのか、キャリアアップなのか、それとも興味あることなのか? を明確にすること。転社ではなく転職。その仕事を選んだ場合、将来的にどうなるのか考えることが大切ということだ。





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