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　出張時に、所属部署にお土産を買っていくかどうかという小さな悩みを抱えている人は結構多いのでは？　数あるビジネスマナー読本などを見ても「仕事だから買っていく必要はない」と書かれてあるものもあれば、「留守中に迷惑をかけたことへの気遣いとして有効」とするものもあり、解釈はさまざまなようだ。今回、ORICON STYLEでは、「出張時に、所属部署に買ってくるお土産の予算」に関してインターネットアンケート調査を行った。

　総合1位となったのは【1000円〜2000円未満】（42.3%）。「あまり高価なものを買ってくると、他の人が出張に行くときにかえって迷惑をかけるから」（静岡県／40代／男性）、「安すぎるのもなんだし、高すぎてもかえって気を遣わせる」（香川県／30代／女性）という意見が多かった。また、「個別包装で配りやすく、見栄えのするものを選ぶと大体これぐらいの金額になる」（東京都／40代／女性）や「部署の人全員にお菓子が1個ずつ行き渡るものを選ぶため」（愛知県／30代／男性）というように、予算だけで選んでいるわけではなく、所属部署の人数によって、お土産にかける金額が変わるということのようだ。

　そもそも、お土産を買うか、買わないか、という点も気になるところだ。男女別のランキングを見たところ、【お土産を買わない】を選択しているのは男性のほうが多い（男性38.5%、女性23.1%）ことがわかった。「いちいち面倒くさい」（東京都／30代／男性）、「遊びで行っている訳ではないから必要ない」（京都府／40代／男性）と、買わない理由もドライ。一方、女性側の理由は「部署の決まりでお土産を買うことは禁止されているので」（東京都／30代／女性）、「他の人も買ってこないから」（茨城県／40代／女性）など、あくまでも“職場のルールや慣習に従った結果”であるという意見が多かった。

　世代別に比較してみると、【1000円未満】が最も低く、【2000円〜3000円未満】が最も高かったのは20代男性。「会社から経費が出ているため、なるべくいいお土産を買ってくるようにする」（東京都／20代／男性）など、お土産にも気を遣っていることがわかる。

（07年2月22日〜2月26日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代、40代の、登録属性で「会社員（事務系/技術系/その他）、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の方」、男女各150人、合計900人にインターネット調査したもの）