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　ホワイトデーまであとわずか。バレンタインの“お返し”について、女性と男性それぞれどう考えているのだろうか。そこでホワイトデーについてホンネに迫るべく、ORICON STYLEでは「お返しは何倍返しを望むか」と「お返しは何倍返しをするか」をリサーチした。

　女性に聞いた「お返しは何倍返しを望むか」では、1位が【贈ったものと同額程度】（本命52.4％、義理52.8％）。「あんまり高いものをもらっても気が引けるから」（三重県／20代社会人／女性）や「気を遣わせたくないから」（岡山県／専門・大学生／女性）などの回答が多かった。本命と義理で理由はあまり変わらないが、本命の場合は「金額は関係なく気持ちが大切」ということが重要視されていた。

　2位の【お返しはいらない】（本命23.0％、義理35.2％）は見返りを期待してあげたわけではないからということ。そして3位は【2倍程度】（本命18.8％、義理10.2％）。本命は、贈ったものと同額よりちょっと高いほうが嬉しいが、あまり高すぎるのも…といった微妙な気持ちのあらわれのようだ。一方、義理では「義理の場合、お返しを期待して渡しているから」（埼玉県／20代社会人／女性）といったシッカリ者の意見も。

　男性側の気持ち「お返しは何倍返しをするか」を見てみると、こちらも本命、義理ともに1位は【もらったものと同額程度】（本命42.2％、義理68.2％）。「同額がお互い気を遣わなくていいと思う」（東京都/30代/男性）という回答が目立ち、女性側の気持ちと共通している。

　また、中・高校生が、意外と本命に高額なお返しを用意するという結果もでた。【5倍程度】「本命だからかっこよく」（千葉県／中・高校生／男性）や【6倍〜10倍程度】「安いものはあげたくない」（岩手県／中・高校生／男性）など、好きな子に対する男のプライドを感じる。義理でも【2倍程度】と回答する方が、世代別で中・高校生がトップなど、「俺の中じゃ最低2倍なんで、義理とはいえ2倍で返す」（静岡県／中・高校生／男性）と、自分なりのこだわりを持っている方を含め、中・高校生はホワイトデーに対する思いが強いことがわかった。

（2007年1月18日〜1月22日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1000人にインターネット調査したもの）