47歳の高校生と17歳の高校生たちとの会話が織り成す学園ドラマ舞台『僕たちの好きだった革命』(2月28日公開)の公開ゲネプロが、27日(火)東京・シアターアプルにて行われ、中村雅俊や片瀬那奈らが制服姿で登場した。

　30年もの長い間、眠りに陥っていた役を演じた中村は「非常にメッセージ性のある芝居になっていると思います。観た後に何かを受け取ってもらいたいですね」。学ラン姿については「30年ぶりに着ているのすが、実際に自分で見られないからよく分からないんだよね。むしろ“浮いている”感じを楽しんでもらえれば。片瀬さんの学生服も眩しい」ともう1つの見所を語った。

　これが初舞台となる片瀬は「キャストやスタッフを含めて、このメンバーにしかできないもの、誰か一人が欠けたら成立しない芝居になっていると思います。途中、どうしても、ぐっと来てしまう場面があるのですが、最後まで涙を見せずに笑顔で演じたいと思います」と意気込みを語った。

　また、脚本・演出などを手掛けた鴻上尚史は「非常に面白いものに仕上がっていると思います。中村さんから、「俺たちの旅」から始まる『歴史』が見えるんですよね。「僕たちはクラスメイトじゃないか！」と叫ぶだけで団結できていた時代のね」と手ごたえを感じているようだった。

◆ライフスタイルランキング一覧