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横田めぐみさんに捧げる曲が初登場78位

 “フォークレジェンド”として知られるPPM(Peter, Paul & Mary)のノエル・ポール・ストゥーキーが、拉致被害者の横田めぐみさんに捧げた新曲「ソング・フォー・メグミ」を2月21日にリリース、3/5付シングルランキングで初登場78位を記録した。

 2年前にプライベートで来日した際に拉致問題に興味を示したポール氏は、昨春、日本に先立ち公開された映画『Abductions めぐみ 引き裂かれた家族の30年』に感銘を受け、自らめぐみさんの為に曲を書きたいと申し出て制作を開始。

 この印税を全額寄付し『めぐみさん基金』を設立したい、というポール氏の意向を受けて横田夫妻も「ポールさんが、めぐみのために歌を作って下さるという夢のような話で、全世界に拉致問題の解決が必要とのメッセージが発せられ、とても嬉しく思っています」と賛同している。

 元来、ポール氏はPPM結成時から60年代のマーティン・ルーサー・キング牧師の公民権運動、ベトナム戦争反対を貫き、近年は反アパルトヘイトとしてネルソン・マンデラ解放運動に多大な貢献をしてきたアムネスティー・インターナショナルの一員であり、正義と自由の主張を歌で具現化してきたアーティスト。日本においてもPPMのメンバーの中でもっとも親日家として知られ、また彼の『スリーフィンガー奏法』は今や日本のフォークミュージシャンのバイブルとなっている。

 なお、ポール氏と長年交流がある南こうせつC.W.ニコル、PPMチルドレンともいえる元Hi-Fi Set山本潤子、元オフコース鈴木康博らも子を持つ親の立場から、政治意識を超えて人道的見地からこの趣旨に賛同。2007年5月18日(金)・19日(土)に文京シビックホールで行われる『フォーク伝説・VIVA 団塊・横田めぐみさん支援コンサート』に出演する。

 その他、CD、コンサートの詳細はこちら

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