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　一度離れたゲームファンを呼び戻す、そんな戦略もピタリとはまって未だに品薄状態が続いている『ニンテンドーDS』（以下DS）。このDSで久しぶりにゲームに触れたという人も多いはず。そうなると、次はあの“懐かしいゲーム（通称：懐ゲー）”をプレイしてみたい、という欲求が湧く。そこでORICON STYLEでは「ニンテンドーDSでソフト化して欲しい過去のゲームソフト」というアンケートを行った。
　ダントツの1位は“RPGの代名詞”として余りにも有名な【『ドラゴンクエスト』シリーズ】。「久しぶりにやりたくなったが、ファミコンを処分してしまったから」（神奈川県/30代社会人/男性）、「9の前に1〜8を」（島根県/専門・大学生/女性）と、圧倒的な支持を集めた。なお、ナンバリングタイトル最新作『〜9』は、据置型ハードではなくDSで発売されることが発表されている。

　3位は男性からの圧倒的な指示を受けた【大乱闘スマッシュブラザーズ】。「大勢で遊べるのでDSのワイヤレス通信で対戦等が出来れば面白いと思うから」（東京都/中・高校生/男性）というように、“大人数”“通信”に特化した意見で一致。手軽に通信対戦できるDSの機能をまさに活かせるソフトだろう。特筆すべきなのは中･高校生ではスマブラが1位だが、逆にトップ5の中にドラクエシリーズが入っていないという点。世代の特性が浮かび上がった形だ。

　その後も4位、5位と任天堂ソフトが続く中、性別や年齢を問わず幅広い支持を受けた【桃太郎電鉄】が6位にランクイン。「おもしろいから。それに、2画面でやったらなんかよさそうな気がする」（静岡県/20代社会人/女性）など、こちらもDSの特性である“画面が2つある”ことの利便さをあげた人が多かった。元々通信対戦が魅力のゲームだが、3位の意見とは異なり決着がつくまでのプレイ時間がかなりかかるため“通信対戦したい”という意見がまったくみられなかったのは興味深いところだ。ちなみに同作も今春にDSでの発売を予定している。

　この他にも知名度の高いソフトに人気が集中。どこでも手軽に遊べるDSだからこそ、やっぱり安心して遊べるゲームが一番いいということだろうか。

（2007年2月13日〜2月16日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、「テレビゲーム」または「携帯型ゲーム」をやったことがある中高校生、専門・大学生、20代社会人、30代の男女、各100人、合計800人にインターネット調査したもの）

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